カスペルスキー パスワードマネージャーのヘルプ
[Topic 179125]

9.0未満のバージョンからアップデートする際にデータを変換する

カスペルスキー パスワードマネージャーの9.2よりも前のバージョンは、日本語版の提供はありません。
カスペルスキー パスワードマネージャーを9.0未満のバージョンからそれ以上のバージョンにアップデートしても、Webサイトのアカウント、アプリケーションのアカウント、およびメモのエントリに変更はありません。ただし、「住所やクレジットカード」に保存されていたエントリはクレジットカード、住所、およびメモのエントリとして変換されます。「住所やクレジットカード」に番号の記載されていないクレジットカード情報が含まれている場合、カスペルスキー パスワードマネージャーはそのカードの番号として数字のゼロを追加します。クレジットカードまたは住所以外の情報(個人情報、財務情報、ビジネス情報など)を含むエントリを、メモに保存します。

ご注意:カスペルスキー パスワードマネージャーは、9.0以降のバージョンとそれ以前のバージョンとの間で互換性がありません。

カスペルスキー パスワードマネージャー 9.0以降では、データは新しい形式に完全に変換されます。同じマイ カスペルスキーアカウントに接続されている他の端末で以前のバージョンのカスペルスキー パスワードマネージャーをお使いの場合は、本製品をバージョン9.0以降にアップデートして、端末とクラウドストレージ間でデータを同期する必要があります。または、新しいマイ カスペルスキーアカウントを作成して、本製品の以前のバージョンで使用することもできます。

関連項目

バージョン9.2以降にアップデートする

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[Topic 154394]

バージョン9.2以降にアップデートする

重要:同じマイ カスペルスキーアカウントに接続されているすべての端末で本製品をバージョン9.2以降にアップデートして、端末とクラウドストレージ間でデータを正しく同期する必要があります。

カスペルスキー パスワードマネージャーの9.2.20.xxよりも前のバージョンは、日本語版の提供はありません。
使用できるエントリの種別とエントリのフィールドはカスペルスキー パスワードマネージャーのバージョンによって異なる場合があります。たとえば、ドキュメントの分類機能はWindowsを実行しているデスクトップPCでは利用できますが、モバイル端末では利用できません。カスペルスキー パスワードマネージャーを9.2以降のバージョンにアップデートすると、ストレージのデータベースの柔軟性がより向上します。柔軟性が向上することにより、本製品の異なるバージョンを1つのマイ カスペルスキーアカウントに接続できるようになり、端末上の本製品の異なるバージョンで同じデータベースを使用できます。

カスペルスキー パスワードマネージャー 9.2以降の異なるバージョンを搭載した端末が同じマイ カスペルスキーアカウントに接続されていると、次のような場合に、ストレージのエントリまたはエントリのフィールドの一部を利用できないことがあります。

  • 本製品の以前のバージョンではサポートされていない新しい種別のエントリ(新型エントリ)が保存されている

    新型エントリは、本製品の最新バージョンがインストールされた端末でのみ利用できます。以前のバージョンを搭載した端末では、本製品は表示できない新型エントリの個数を表示します。本製品の以前のバージョンを使用している端末で有料版から無料版に切り替えるときには、無料版でこれらのエントリのすべて使用する、または1つも使用しないことを選択できます。

  • 本製品の以前のバージョンではサポートされていない新しい入力項目が入力されている

    新しい入力項目は、本製品の最新バージョンを搭載した端末でのみ利用できます。新しい入力項目を含むエントリがある場合、本製品の以前のバージョンでは、これらのエントリの一部のデータが正しく表示されないという警告が表示されます。

  • 一部のエントリの種別が本製品の最新バージョンではサポートされなくなっている

    カスペルスキー パスワードマネージャーでは、このようなエントリを「旧型」と呼んでいます。旧型エントリは、本製品の以前のバージョンを使用している端末間でのみ同期できます。本製品をアップデートすると、カスペルスキー パスワードマネージャーはこれらのエントリのデータをすべて保存します。本製品を無料版に切り替えると、旧型エントリは有効なエントリとして表示され、無料版で使用するエントリとして自動的に選択されます。旧型エントリの数は、無料版のエントリの数には含まれません。

  • 一部のフィールドが本製品の最新バージョンではサポートされなくなっている

    カスペルスキー パスワードマネージャーでは、このようなフィールドを「廃止済み」と呼んでいます。廃止済みのフィールドは、本製品の最新バージョンと以前のバージョンを搭載した端末間で同期されます。廃止済みのフィールドの編集は本製品の以前のバージョンでのみ行えます。

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[Topic 179046]

バージョン9.2以降へのアップデート時に一部のデータが失われた場合の対処方法

バージョン9.1からバージョン9.2以降へのアップデート後に本製品を初めて起動する際、本製品はストレージデータベースのバックアップを作成してから、新しい形式に変換します。ストレージデータベースの変換時にデータの損失が発生した場合、ストレージデータベースのバックアップからエントリを復元できます。

バックアップからデータを復元する

  1. 本製品のメインウインドウを開きます。
  2. メニューバーで、[ヘルプ] - [バックアップから復元する]の順にクリックします。
  3. 表示されたウインドウで、[復元する]をクリックします。

    ご注意:ストレージデータベースのバックアップが作成された日付を確認できます。

  4. メインパスワードを入力し、復元を確定します。

    ご注意:バックアップの作成時に使用していたメインパスワードを入力します。

    復元が開始されます。

    ご注意:完了前に、復元を中止することができます。この場合、データは変更されません。

  5. 復元が完了したら[OK]をクリックします。

復元されたデータはストレージに追加され、本製品のウインドウに表示されます。

重要:バックアップコピーの作成後に以前のエントリに加えた変更は、復元後のエントリには反映されません。新しく追加されたエントリは変更されません。

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[Topic 180282]