スキャン & 自動ウイルス対策
スキャンについて
次の種類のスキャンを実行できます:
- 完全スキャン
カスペルスキー(アプリ)は端末のファイルシステム全体をスキャンします。フルスキャンは、個人データとお金の保護に役立ちます。デバイス上の脅威 (インストールされているアプリおよびインストールパッケージ内) を検出して排除します。完全スキャンは、アドウェアや、個人データや端末に損害を与える目的で悪用される可能性があるアプリを検知します。
個人情報を確実に保護するために、週に1度以上の頻度で端末に完全スキャンを実行してください。スキャンを手動で開始したくない場合は、次のような定期的なスキャンを設定することができます。
- 毎週のスキャン:このタイプのスキャンは、自動ウイルス対策で設定できます。このスキャンが週に1回デバイス上で実行されるように、開始日時を設定できます。
- すべてのファイルの予定スキャン:お使いの端末上のすべてのファイルの予定スキャンのスケジュールを設定できます。
- 簡易スキャン
カスペルスキー(アプリ)はインストールされたアプリのみスキャンします。
スキャンを手動で開始したくない場合には、インストール済みアプリの予定スキャンを設定できます。
- 特定のファイルやフォルダーのスキャン最近ダウンロードしたファイル、または最近作成または更新されたフォルダーをスキャンできます。
技術的な制限により、アプリはサイズが4GB以上のアーカイブはスキャンできません。アプリはスキャン時にこれらのアーカイブをスキップし、そのようなアーカイブがスキップされた場合に通知しません。
自動ウイルス対策
自動ウイルス対策はウイルス対策機能を提供します。この機能は、お使いの端末で脅威、アドウェア、個人データや端末に損害を与える目的で悪用される可能性があるアプリを検知し処理します。
端末のスキャン
端末のスキャンには次の機能が備えられています。
- スキャン:お客様の選択に応じて次の範囲をスキャンします。
- ファイルシステム全体
- インストールされているアプリのみ
- 特定のフォルダーまたはファイル
- アップデート:最新の定義データベースをダウンロードします。定義データベースは、脅威を検知するために使用します。アップデートにより端末の保護が最新状態になります。
- 隔離:スキャン中に検知したファイルおよびアプリを隔離に移動します。隔離では、端末に損害を与えないようファイルおよびアプリを圧縮して格納します。隔離されたファイルは、削除または復元することができます(隔離から復元されたファイルは端末に損害を与える可能性があるため、隔離されたファイルの復元はおすすめしません)。隔離されたアプリは、完全に削除することができます。
自動ウイルス対策
自動ウイルス対策にはすべての端末のスキャン機能が搭載されており、24時間自動で端末を保護します。自動ウイルス対策では、開いたファイルで脅威を検知したり、インストール中のアプリをリアルタイムでスキャンしたりできます。自動モードによる保護は、定義データベースとクラウドサービスのKaspersky Security Networkを使用して提供されます。
情報を収集して送信するタイプのアプリが端末にインストールされている場合、カスペルスキー(アプリ)はそのアプリをマルウェアと判断することがあります。
完全スキャンの開始
個人情報を確実に保護するために、週に1度以上の頻度で端末に完全スキャンを実行することをおすすめします。
完全スキャンを実行するには、次の操作を行います。
カスペルスキー(アプリ)のメイン画面で、[端末のスキャン] - [完全スキャン]の順にタップします。
ページのトップに戻る簡易スキャンの開始
簡易スキャンでは、インストール済みのアプリのみをスキャンします。
簡易スキャンを実行するには、次の操作を行います。
カスペルスキー(アプリ)のメイン画面で、[端末のスキャン] - [簡易スキャン]の順にタップします。
ページのトップに戻るファイルやフォルダーのスキャンの開始
端末の内部メモリまたはメモリーカード内のファイルやフォルダーをスキャンできます。
フォルダーやファイルをスキャンするには、次の操作を行います。
- カスペルスキー(アプリ)のメイン画面で、[端末のスキャン] - [カスタムスキャン]の順にタップします。
- スキャンするフォルダーかファイルを選択します。
をタップしてスキャンを開始します。
定期スキャンの設定
定期スキャンを設定するには、次の操作を行います。
- カスペルスキー(アプリ)のメイン画面で、[自動ウイルス対策]-[手動スキャンと予定スキャン]の順にタップします。
- スキャンでオブジェクトが検知されたときに製品によって実行される処理を選択します。
- 脅威が検知されたときに自動的に駆除を試みるようにするには、[駆除]をオンにします。
- 駆除できなかった脅威に対する処理を選択するには、[駆除できない場合の処理]の設定値を選択します。
- [スケジュール]の設定値として[毎週]、[毎日]または[定義データベースのアップデート後]を選択して、スキャンの頻度を指定します。
- [開始曜日]と[開始時刻]の値を選択して、スキャンを開始する日時を設定します。
スケジュールに従って、指定したパラメータのスキャンが開始されます。
ページのトップに戻るスマートスキャンの設定
これは早期アクセス機能です。
既定では、スマートスキャンはすべてのファイルに対して有効になっており、スマートスキャンを有効化するための特別な設定は必要ありません。スマートスキャンを使用しない場合、オフにできます。
毎週のスマートスキャンをオフにするには、次の操作を行います。
- カスペルスキー(アプリ)のクイック起動パネルで、[リアルタイムスキャン]をタップします。
- [手動スキャンと予定スキャン]をタップします。
- [毎週のスマートスキャン]のチェックボックスをオフにします。
毎週のスマートスキャンがオフになります。