カスペルスキー スタンダード | プラス | プレミアム
共通の問題
共通の問題
本製品の使用中、ご利用中の端末の仕様をご確認の上、端末のマニュアルに記載されたガイドラインに従ってご利用されることをおすすめします。
カスペルスキー(アプリ)で確認されている問題は次のとおりです。
- Kaspersky Security Cloudまたはカスペルスキー VPN セキュアコネクションでVPN機能が動作している場合、同じ端末上のカスペルスキー(アプリ)ではVPN機能は動作しません。この場合にカスペルスキー(アプリ)でVPN機能を使用するには、カスペルスキー(アプリ)に他のアプリからVPN設定を移動させる必要があります。
- Kaspersky Security Cloudで機能「ネットワーク内の端末」が動作している場合、カスペルスキー(アプリ)では同じ機能は動作しません。
- 一部の端末では、マルチウィンドウモードを使用しているとアプリロックが正常に動作しないことがあります。
- Android 12で、端末のクイック設定でカメラをブロックした場合、端末を探すを使用して遠隔撮影を行うことはできません。
- Android 11および12では、 アンインストール時の保護機能を利用できません。これはGoogleが定めるアプリ要件のためです。
- Android 6の端末で、ファイル管理アプリ内でマルウェアをコピーした場合、自動ウイルス対策はそのファイルを検知しません。これは、Android 6の登録された既知の問題が原因です。これにより、本製品は端末のファイルシステム内の変更を追跡できません。お客様が手動でスキャンを開始する場合は、本製品はこのマルウェアを検知します。最新のファームウェアにアップデートするか、定期的に手動でスキャンを開始してください。
- Android 5.1以前では、2枚以上のSIMカードを使用している場合、本製品はいずれか1枚のSIMカードで着信する通話を特定できません。これは、Android 5.1およびそれ以前のバージョンの技術的な問題が原因です。
- アプリ管理は、Android 5よりも前のOSバージョンの端末では正常に動作しません。
- カスペルスキー(アプリ)は、第2回線では迷惑電話の着信をブロックしません。
- MIUIおよびEMUIのカスタムファームウェアの一部の端末では、カスペルスキー(アプリ)のアンインストール時の保護が動作しない場合があります。これはファームウェアの技術的な制約に起因します。ファームウェアをアップデートすると、アンインストール時の保護機能に影響を与えている問題が解消される場合があるため、ファームウェアを定期的にアップデートすることをおすすめします。
- 電話番号の範囲を指定した場合、範囲内の電話番号は着信拒否によってブロックされない可能性があります。11.20.4.x以降のバージョンでは、電話番号の範囲を指定してブロックすることはできません。
- Android 5.xの技術的な制限により、Google Chromeでショートカットメニューの[新しいタブで開く]を使用してリンクを開いた場合、セーフメッセージングおよびセーフメッセージングは悪意のあるサイトやフィッシングサイトへのリンクをブロックしない可能性があります。Android 5.x以降の端末では、この方法で端末を開くことをおすすめしません。
- 一部の端末では、アプリロックを使用してアプリをロックした場合、ロックの解除に指紋認証を使用できない可能性があります。現在問題解決に向けて取り組んでいます。問題が解決されるまでのあいだは、暗証番号またはロック解除パターンを使用してアプリのロックを解除してください。この問題は、2021年1月1日以降のAndroidセキュリティパッチが適用された端末で発生することが確認されています。
- カスペルスキー(アプリ)のライセンスを使用中の端末で2021-04-05または 2021-03-05のGoogleセキュリティパッチをダウンロードした場合、ブラウザーでダウンロードされたマルウェアがカスペルスキー(アプリ)によって自動では検知されない問題(ChromeおよびMozillaで確認済み)が発生する可能性があります。ブラウザーでファイルをダウンロードする際には、毎回手動でスキャンを実行することをおすすめします。また、ブラウザーで不明なファイルをダウンロードしないようにしてください。
- 端末の時間が2時間以上ずれている場合、ライセンスのアクティベート中に問題が発生する場合があります。ライセンスのアクティベート中に問題が発生した場合、端末の日付と時刻が正しいかを確認してください。日付と時刻を正しく設定しても問題が解決しない場合、テクニカルサポートにお問い合わせください。
- お使いの端末が省電力モードの場合、次の機能が制限されます。
- ネットワーク内の端末
- Android 9以降では、Wi-Fiネットワークに関する情報(SSID、BSSID)を取得するために、本製品は端末の位置情報へのアクセス権限を必要とします。本製品は、Wi-Fiネットワークの確認とVPNの有効化、自宅のWi-Fiネットワークの判別、接続された端末に関する通知のためにこのデータを使用します。本製品が位置情報へのアクセス権限を使用してお客様の端末を追跡することはありません。
- 位置情報へのアクセス権限がない場合、ネットワーク内の端末は正常に機能しません。
- カスペルスキー(アプリ)にはGPSデータへのアクセス権限がなく、お客様の実際の所在を監視することはありません。Wi-Fiネットワークに関する情報の取得のためのみに権限が必要です。
- 本製品に端末の位置情報へのアクセスを許可するには、まず端末の設定で位置情報の使用をオンにします。その後で、カスペルスキー(アプリ)へ位置情報へのアクセス権限を付与します。一部の端末では、手動で位置情報へのアクセス権限を許可する必要があります。
- Android 4では、Google Play サービスの最新バージョンがインストールされている必要があります。その他の場合、カスペルスキー(アプリ)の一部の機能は正常に機能しない可能性があります。
- Android 6.0~12.xの一部の端末では、省電力モードが有効な場合はセーブブラウジングおよびセーフメッセージングが正常に動作しない可能性があります。端末の消費電力を抑えるためにネットワークアクティビティがブロックされ、カスペルスキー(アプリ)とKaspersky Security Networkとの接続が失われます。これにより、リンクの安全性を確認することができなくなります。セーフブラウジングの使用を再開するには、次のいずれかの操作を行います。
- 手動で省電力モードを無効にする、または、省電力モードが有効化される条件を変更する
- 省電力モードの除外リストにカスペルスキー(アプリ)を追加する
- カスペルスキー(アプリ)はXposed Frameworkと互換性がありません。
カスペルスキー(アプリ)を正常に動作させるには、次の操作を行います。
- Frameworkをアンインストールする
- カスペルスキー(アプリ)をアンインストールします。
- カスペルスキー(アプリ)をインストールします。
- カスペルスキー(アプリ)をアクティベートします。
- カスペルスキー(アプリ)のインストール中に、エラー(Error -24)が発生することがあります。
エラーの修正方法
- 管理者権限がある場合、次のフォルダーを手動で削除します:/data/data/com.kms.free
- 管理者権限がない場合、 [設定] - [アプリ]の順に開きます。Google Play ストアおよびGoogle Play サービスのキャッシュとデータを消去します。ボタン名はAndroidのバージョンにより異なる可能性があります。
- カスペルスキー(アプリ)をもう一度インストールします。
上記の手順で問題が解決しない場合
- お使いの端末からGoogleのアカウントを削除します。手順はGoogleのヘルプで手順を確認できます。
- 端末を再起動します。
- お使いの端末にGoogleのアカウントを追加します。手順はGoogleのヘルプで手順を確認できます。
- カスペルスキー(アプリ)をもう一度インストールします。
- 問題が解決しない場合、オペレーティングシステムをAndroid 5.0~12.x.にアップグレードしてください。
- Android Goの端末では、本製品の動作がしばらく停止することがあります。これは、カスペルスキー製品の使用中に、リソースを大量に消費するアプリケーションを使用したり、切り替えたりした際に発生します。これは、メモリフットプリントの減少により発生します。システムで、カスペルスキー(アプリ)が再起動するという通知が表示されることがあります。この通知が表示されなかったり、カスペルスキー(アプリ)が再起動しなかった場合は、手動で本製品を起動してください。
記事 ID: 195718、 前回の更新日時: 2022年8月19日