カスペルスキー 既知の問題

共通の問題

本製品の使用中、ご利用中の端末の仕様をご確認の上、端末のマニュアルに記載されたガイドラインに従ってご利用されることを推奨します。

カスペルスキー(アプリ)で確認されている問題は次の通りです:

  • インストールとライセンスのアクティベーションに関する問題
    • 端末の時刻が正しい時刻から2時間以上ずれている場合、ライセンスのアクティベートに問題が発生する可能性があります。ライセンスのアクティベートに問題が発生した場合は、端末の日付と時刻が正しく設定されているかご確認ください。日付と時刻を正しく設定しても問題が解決しない場合、カスタマーサービスにお問い合わせください。
  • 互換性、ネットワークと動作全般に関する問題
    • カスペルスキー(アプリ)はXposed Frameworkと互換性がありません。

      カスペルスキー(アプリ)を正常に動作させるには、次の操作を行います。

      1. Xposed Frameworkをアンインストールします。
      2. カスペルスキー(アプリ)をアンインストールします
      3. カスペルスキー(アプリ)をインストールします
      4. カスペルスキー(アプリ)をアクティベートします
    • Android Goの端末では、本製品の動作がしばらく停止することがあります。これは、カスペルスキー製品の使用中に、リソースを大量に消費するアプリケーションを使用したり、切り替えたりした際に発生します。これは、メモリフットプリントの減少により発生します。システムで、カスペルスキー(アプリ)が再起動するという通知が表示されることがあります。この通知が表示されなかったり、カスペルスキー(アプリ)が再起動しなかった場合は、手動で本製品を起動してください。
    • Android 9~15では、Wi-Fiネットワークに関する情報(SSID、BSSID)を取得するために、本製品は端末の位置情報へのアクセス権限を必要とします。本製品は、Wi-Fiネットワークの確認とVPNの有効化、自宅のWi-Fiネットワークの判別、接続された端末に関する通知のためにこのデータを使用します。本製品が位置情報へのアクセス権限を使用してお客様の端末を追跡することはありません。
    • 本製品に端末の位置情報へのアクセスを許可するには、まず端末の設定で位置情報の使用をオンにします。その後で、カスペルスキー(アプリ)へ位置情報へのアクセス権限を付与します。一部の端末では、手動で位置情報へのアクセス権限を許可する必要があります。

      端末の位置情報をオンにする方法

      1. 端末の設定アプリを開きます。
      2. ロック画面とセキュリティ]をタップします。

        このセクションの名前は端末機種およびAndroidのバージョンによって異なる場合があります([セキュリティと現在地情報]など)。

      3. スイッチをオンにします。

      カスペルスキー(アプリ)に位置情報へのアクセス権限を付与する方法

      1. 端末の設定アプリを開きます。
      2. アプリ]をタップします。

        アプリ管理のセクションの名前は、端末機種およびAndroidのバージョンによって異なる場合があります([アプリと通知]など)。

      3. アプリの一覧から、カスペルスキー(アプリ)を見つけてタップします。
      4. 許可]または[権限]のセクションで、[位置情報]をオンにします。
    • カスペルスキー(アプリ)を使用している際、「危険にさらされています」というメッセージが表示される場合があります。これは、ネットワークの問題によりアプリがカスペルスキーのサービスにアクセスできないことを意味しています。これは、ウイルス対策、端末を探す機能、フィッシング対策機能、および有料機能の利用に影響を与える可能性があります。これらの問題により、お客様のデータが危険にさらされる可能性があります。接続設定を変更すると問題が解決する可能性があります。

    このセクションでは一般的な手順について説明しています。より詳細な手順については、お使いの端末の製造元が作成しているユーザーガイドを参照してください。

    接続設定を変更するには、次の操作をします。

    1. 端末の設定を開きます。
    2. 接続設定を開きます。
    3. プライベートDNS]セクションを開きます。
    4. [プライベートDNSプロバイダのホスト名]を選択し、DNS名を入力します。たとえば、「dns.google」と入力すると、GoogleのパブリックDNSサーバーを使用できます。
    5. 変更を保存します。
  • 自動ウイルス対策、セーフブラウジング、セーフメッセージングに関する問題
    • カスペルスキー(アプリ)のライセンスを使用中の端末で2021-04-05または 2021-03-05のGoogleセキュリティパッチをダウンロードした場合、ブラウザーでダウンロードされたマルウェアがカスペルスキー(アプリ)によって自動では検知されない問題(ChromeおよびMozillaで確認済み)が発生する可能性があります。Webブラウザーで何かをダウンロードした場合は毎回手動スキャンを実行することを推奨します。また、Webブラウザーで不明なファイルをダウンロードすることは推奨しません。
    • Android 7.0~15.xを実行している端末では、省電力モード中にセーフブラウジングとセーフメッセージングが動作しない場合があります。端末の消費電力を抑えるためにネットワークアクティビティがブロックされ、カスペルスキー(アプリ)とKaspersky Security Networkとの接続が失われます。この場合、リンクが安全かどうかを確認することができなくなります。セーフブラウジングの使用を再開するには、次のいずれかの操作を行います。
      1. 省電力モードを手動でオフにするか、省電力モードが自動でオフになるまで端末を充電してください。
      2. 省電力モードの除外リストにカスペルスキー(アプリ)を追加する。
    • 技術的な制限により、セーフ ブラウジングは、Yandex Browserで開いたすべての悪意のあるWebサイトを検出できない場合があります。現在、この制限の問題を解決し、この機能が他のサポート対象のブラウザーと同様にこのブラウザーでも動作するように取り組んでいます。
  • アプリロックに関する問題
    • 一部の端末では分割画面モードでアプリロック機能が正常に動作しない場合があります。
    • 一部の端末では、アプリロック機能を使用してアプリをロックした場合に、指紋認証でロック解除ができないことがあります。現在この問題を修正中です。問題が修正されるまでは、問題が発生した場合は暗証番号またはロック解除パターンでアプリのロックを解除してください。この問題は2021年の1月1日以降のAndroidのセキュリティパッチが適用された端末の一部で発生します。
  • 着信拒否に関する問題
    • カスペルスキー(アプリ)は、第2回線では迷惑電話の着信をブロックしません。
    • 着信拒否機能は拒否リストで指定されている番号の間にある番号からの着信をブロックしないことがあります。バージョン 11.20.4.x から番号間の着信のブロックはサポートされなくなりました。
  • スマートホームモニターに関する問題
    • Kaspersky Security Cloudで機能「スマートホームモニター」が動作している場合、カスペルスキー(アプリ)では同じ機能は動作しません。
    • お使いの端末が省電力モードの場合、次の機能が制限されます。
      • スマートホームモニター
    • 位置情報へのアクセス権限がない場合、スマートホームモニターは正常に機能しません。
    • Android 13以降を実行している端末は、MACアドレスにアクセスできなくなりました。これは、スマートホームモニター機能で端末に与えられるカスタムの名前に影響します。Android 12以前を使用しているときにネットワーク上の端末の名前を変更した場合、OSを更新するとカスタムの名前は削除されます。更新後もカスタムの端末名を入力できますが、それらは変更を行った端末にのみ表示され、Wi-Fiネットワークのスキャンに使用した他の端末には表示されません。同じことが別のWi-Fiネットワークにも当てはまります。カスタムの端末名は、追加したネットワーク上でのみ表示されます。同じ端末がスキャンする別のネットワークに参加している場合、そのカスタムの名前は表示されません。使用するすべての端末にカスタムの名前を手動で追加できます。
  • VPNに関する問題
    • Kaspersky Security Cloudまたはカスペルスキー VPN セキュアコネクションでVPN機能が動作している場合、同じ端末上のカスペルスキー(アプリ)ではVPN機能は動作しません。この場合にカスペルスキー(アプリ)でVPN機能を使用するには、カスペルスキー(アプリ)に他のアプリからVPN設定を移動させる必要があります。
  • 「端末を探す」に関する問題
    • Android 12~13で、端末のクイック設定でカメラをブロックした場合、端末を探す機能を使用して遠隔撮影を行うことはできません。
    • MIUIおよびEMUIのカスタムファームウェアの一部の端末では、カスペルスキー(アプリ)のアンインストール時の保護が動作しない場合があります。これはファームウェアの技術的な制約に起因します。ファームウェアをアップデートすると、アンインストール時の保護機能に影響を与えている問題が解消される場合があるため、ファームウェアを定期的にアップデートすることを推奨します。
  • 盗難対策に関する問題
    • データ消去コマンドは、Android 14 以降を実行している端末では使用できません。
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