Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

製品のメモリ使用制限の設定

2023年4月20日

ID 197939

スキャンタスク(ODS と OAS)の実行時に、Kaspersky Endpoint Security で使用できるメモリの上限をメガバイト単位で指定できます。

この設定は、ファイルのスキャン時に使用されるメモリの量のみを制限します。これは、本製品に必要なメモリの総量が、この設定の値を超える可能性があることを意味します。

最小値は 2 MB です。既定値は 8192 MB です。2 MB 未満の値を設定すると、本製品は最小値のメモリを使用します(2 MB)。指定した値が実際のメモリ量より大きい場合、メモリ量の 25 % のみが使用されます。この値は変更できません。

ファイルスキャン時のメモリ使用の制限を指定するには:

  1. Kaspersky Endpoint Security を停止します。
  2. ファイル /var/opt/kaspersky/kesl/common/kesl.ini を開いて編集します。
  3. 全般]セクションに次の設定を追加します:

    ScanMemoryLimit=<メガバイト単位のメモリ量>

  4. Kaspersky Endpoint Security を起動します。

ファイルスキャン用の新しいメモリ使用制限は、製品の起動後に有効になります。

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