Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

Kaspersky Update Utility を使用したアップデート

2023年4月20日

ID 202134

インターネットトラフィックを抑制するため、Kaspersky Update Utility を使用して、組織の LAN のデバイスに対してアプリケーションデータベースとモジュールを共有ディレクトリからアップデートするように設定できます。これを行うには、組織の LAN 上の 1 台のデバイスが Kaspersky Security Center 管理サーバーまたはカスペルスキーのアップデートサーバーからアップデートパッケージを取得し、このアップデートパッケージをユーティリティを使用して共有ディレクトリにコピーする必要があります。組織の LAN 上の他のデバイスは、この共有ディレクトリからアップデートパッケージを取得できます。

共有ディレクトリからのアプリケーションデータベースとモジュールのアップデートを設定するには、次の手順を実行します:

  1. 組織の LAN の 1 台のデバイスに Kaspersky Update Utility をインストールします。
  2. Kaspersky Update Utility の設定で、アップデートパッケージの共有ディレクトリへのコピーを定義します。
  3. 組織の LAN 上の他のデバイスに、指定された共有ディレクトリからのアプリケーションモジュールのアップデートを定義します。

Kaspersky Update Utility 配布キットは、カスペルスキーのテクニカルサポートサイトからダウンロードできます。ユーティリティをインストールした後、アップデート元(管理サーバーのリポジトリなど)と、Kaspersky Update Utility がアップデートパッケージをコピーする共有ディレクトリを選択します。Kaspersky Update Utility の使用に関する詳細は、ナレッジベースを参照してください。

共有ディレクトリからのアップデートを設定するには:

  1. Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[タスク]の順に選択します。

    タスクのリストが表示されます。

  2. タスクのリストから、Kaspersky Endpoint Security の[アップデート]タスクを選択し、タスク名のリンクをクリックしてプロパティウィンドウを開きます。

    アップデートタスクは、Web コンソールのクイックスタートウィザードによって自動的に作成されます。アップデートタスクを作成するには、ウィザードで Kaspersky Endpoint Security Web プラグインをインストールします。

  3. タスクのプロパティウィンドウで、[アプリケーション設定]タブを選択します。
  4. 左のリストから[定義データベースのアップデート元]セクションを選択します。

    タスクの設定が、ウィンドウの右側に表示されます。

  5. 定義データベースのアップデート元]セクションで、[ローカルネットワークまたはインターネット上の他のアップデート元]を選択します。
  6. アップデート元の表で、[追加]をクリックします。
  7. アップデート元]フィールドで、共有ディレクトリのパスを指定します。

    アップデート元のアドレスは、Kaspersky Update Utility で設定されているアドレスと一致する必要があります。

  8. このアップデート元を使用]をオンにして、[OK]をクリックします。
  9. 表内で、ボタン[]と[]でアップデート元の順番を設定します。
  10. 保存]をクリックします。

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