Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

インベントリ

2023年4月20日

ID 202213

インベントリタスクは、クライアントデバイスに保存されているすべてのアプリケーションの実行ファイルに関する情報を提供します。デバイスにインストールされているアプリケーションに関する情報を取得すると、アプリ管理ルールを作成する場合などに役立ちます。

この機能は、KESL コンテナではサポートされていません。

このタスクを使用するには、対応する機能を含むライセンスが必要です。

Kaspersky Security Center のデータベースには、最大 150 000 個の処理されたファイルに関する情報を保存できます。このレコード数に達すると、新しいファイルは処理されません。インベントリタスクを再開するには、Kaspersky Endpoint Security がインストールされているデバイスから、以前のインベントリの結果として Kaspersky Security Center のデータベースに登録されているファイルを削除する必要があります。

インベントリスキャンタスクの設定

設定

説明

ゴールデンイメージを作成

このチェックボックスでは、インベントリタスクによってデバイス上で検出されたアプリケーションのリストに基づいて、アプリケーションの「ゴールデンイメージ」カテゴリの作成をオンまたはオフにします。このチェックボックスが選択されている場合、アプリ管理ルールの「ゴールデンイメージ」カテゴリを使用できます。

既定では、このチェックボックスはオフです。

実行ファイルをすべてスキャン

このチェックボックスでは、実行ファイルをスキャンするかどうかを選択します。

既定では、このチェックボックスはオンです。

バイナリをスキャン

このチェックボックスでは、バイナリファイル(拡張子 elf、java、pyc)をスキャンするかどうかを選択します。

既定では、このチェックボックスはオンです。

スクリプトをスキャン

このチェックボックスでは、スクリプトをスキャンするかどうかを選択します。

既定では、このチェックボックスはオンです。

インベントリスキャン範囲

この設定グループには[設定]ボタンが含まれています。クリックすると、[スキャン範囲]ウィンドウが表示されます。

タスクの優先度

この設定グループでは、タスクの優先度を選択できます:

  • - 低い優先度(プロセッサのリソース消費の 10% 以下)でスキャンタスクが実行されます。タスクの実行には時間がかかりますが、リソースを他のタスクに割り当てることができます。
  • 通常(既定値) - 通常の優先度(すべてのプロセッサリソースの 50% 以下)でスキャンタスクが実行されます。
  • - プロセッサのリソース消費を制限せずに、高い優先度でスキャンタスクが実行されます。この値を指定すると、現在のスキャンタスクがより早く完了するようになります。

インベントリスキャンタスクの[除外範囲]セクションで、スキャンから除外する範囲を設定することもできます。

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