Kaspersky Endpoint Security 11.4.0 for Linux
Kaspersky Endpoint Security 11.4.0 for Linux
Mar 3, 2023
ID 245017
Kaspersky Endpoint Security 11.4.0 for Linux(「Kaspersky Endpoint Security」または「本製品」)は、Linux® OS を搭載したデバイスを、ネットワーク攻撃や詐欺などの様々な脅威から保護します。
本製品は次の目的で使用します:
- デバイスのローカルドライブ、および SMB/NFS プロトコルを使用してアクセスされるマウントされたリソースと共有リソースにあるファイルシステムオブジェクトのスキャン。
- ファイルシステムのオブジェクトのスキャン(ファイル脅威対策タスクを使用したリアルタイムでのスキャンと、スキャンタスクを使用したオンデマンドでのスキャン)。
- スタートアップオブジェクト、ブートセクター、プロセスメモリ、カーネルメモリのスキャン。
- 感染したオブジェクトを検知し、その中で検知された脅威を無害化します。
- 脅威を無害化する処理は自動的に選択されます。
- 駆除または削除の前にファイルのバックアップコピーを保存して、バックアップからファイルを復元します。
- タスクの管理と設定。
- ライセンスの追加と、アクティベーションコードを使用した製品のアクティベーション。
- サービスパックを使用した本製品のアップデート。
- カスペルスキーのアップデートサーバー、管理サーバー、ユーザーが指定したアップデート元からの、スケジュールやオンデマンドによる定義データベースのアップデート。
- 定義データベースを使用した、感染したファイルの検知と駆除。スキャン処理中に、各ファイルに脅威が存在するかどうか解析されます。ファイルのコードを特定の脅威のコードと比較し、一致する可能性のあるものを探します。
- システム変更監視または指定したファイルの変更監視、変更のレポート。システム変更の制御は常時監視モードおよびオンデマンドスキャンモードで実行できます。
- オペレーティングシステムのファイアウォールを管理し、ファイアウォールルールが変更された場合に、そのセットを復元します。
- SMB / NFS を使用してネットワークアクセスされるローカルディレクトリのファイルを、リモートでの悪意のある暗号化から保護します。
- HTTP/HTTPS/FTP を使用してユーザーのデバイスに送信されたトラフィックを解析し、URL が悪意のある URL またはフィッシング URL かどうかをチェックします。
- データストレージデバイス(ハードディスク、リムーバブルディスク、CD/DVD ドライブ)、データ変換装置(モデム)、データ変換デバイス(プリンター)、デバイス接続インターフェイス(USB、FireWire)へのアクセス制限を柔軟に設定します。
- デバイスへの接続時にリムーバブルドライブをスキャンします。
- 受信ネットワークトラフィックにおけるネットワーク攻撃に典型的である動作をスキャンします。
- コンテナ、イメージ、名前空間をスキャンし、Kaspersky Endpoint Security をコンテナアプリケーション(以降、「KESL コンテナ」と表記)として使用します。
- デバイス上のアプリケーション処理に関する情報を受け取ります。
- 暗号化された接続のスキャンの設定。
- アプリケーションの起動を制御し、ユーザーデバイス上のアプリケーションへのアクセスを制限することで、クライアントデバイスの感染リスクの低減に貢献します。
- インベントリタスクを使用して、クライアントデバイスにインストールされているアプリケーションのすべての実行ファイルに関する情報を取得します。これは、アプリ管理ルールの作成などに役立ちます。
- Kaspersky Endpoint Security と Kaspersky Managed Detection and Response(MDR)の連携を設定することで、組織を対象とした脅威の継続的な検索、検知、および排除を可能にします。
- Kaspersky Endpoint Security と Kaspersky Anti Targeted Attack Platform(KATA)のコンポーネントである Kaspersky Endpoint Detection and Response の連携(以降、「EDR(KATA)」とも表記)を設定することで、組織の IT インフラを確実に保護し、ゼロデイ攻撃、標的型攻撃、高度持続的脅威を含む脅威をプロンプトリーに検知します。
- Kaspersky Security Network の使用。Kaspersky Security Network のデータを使用すると、Kaspersky Endpoint Security による様々な脅威への対応が早くなり、一部の保護コンポーネントのパフォーマンスが改善され、誤検知の可能性が低減されます。
- ユーザーロールに従って、製品機能へのユーザーアクセスを制限します。
- アプリケーションの実行中に発生したイベントについて、管理者に通知します。
- 製品コンポーネントの変更を、変更チェックツールを使用してチェックします。
Kaspersky Endpoint Security を管理するには、次の方法を使用します:
- コマンドラインからコントロールコマンドを使用する。
- Kaspersky Security Center 管理コンソールを使用する。
- Kaspersky Security Center Web コンソールと Kaspersky Security Center Cloud コンソールを使用する。
- グラフィカルユーザーインターフェイスを使用する。
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