Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux
 
 

Astra Linux Common Edition に Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux をインストールした後で、 kesl-supervisor が起動しません

更新日: 2023年12月14日 Article ID: 15832
 
 
 
 
本記事の対象となるアプリケーションとバージョンを表示する
  • Kaspersky Endpoint Security 11.2.0 for Linux (バージョン 11.2.0.4528)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.1.0 for Linux (バージョン 11.1.0.3013)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.0.0 for Linux (バージョン 11.0.0.2706)
 
 
 
 

Kaspersky Endpoint Security 11.3.0 for Linux は、Astra Linux Special Edition オペレーティングシステムにインストールするための特別なパッケージが含まれなくなりました。詳細は オンラインヘルプ をご参照ください。

問題

Astra Linux Common Edition での Kaspersky Endpoint Security for Linux のインストール中や、初期設定スクリプト kesl-setup.pl の開始時に、kesl-supervisor サービスが起動せず、次のような通知が表示される場合があります:

エラー:エラーコードありでコントロールプロセスが終了されたため、kesl-supervisor.service は失敗しました。kesl が起動しない問題について詳しくは、「systemctl status kesl-supervisor.service」および「journalctl -xe」を参照してください

システムログに次のようなメッセージが表示されます:

12 月 14 日 10:06:30 exampleserver systemd[1]: kesl-supervisor.service: コントロールプロセスが終了しました、 code=exited status=255

原因

インストールパッケージ package kesl-astra_11.2.0-4961_amd64.deb を使用する際にエラーが発生します。このインストールパッケージは、限られたアプリケーション環境で Astra Linux Special Edition にインストールすることを目的としています。そのようなインストールパッケージからアプリケーションをインストールする場合、kesl-supervisor は execaps ユーティリティを使用して起動されますが、 Astra Linux Common Edition にはこのユーティリティが含まれていません。

解決方法

Astra Linux Common Edition に本製品をインストールする際は、名前に「astra」が入らない次のようなインストールパッケージを使用してください:

  • kesl_11.2.0-4961_amd64.deb
  • kesl_11.1.0-3013.cert_amd64.deb(認証済みのビルドが必要な場合)

解決しない場合

問題が解決しない場合は、こちら の推奨事項 を参照のうえ、カスペルスキーカンパニーアカウント 経由でカスペルスキーテクニカルサポートへお問い合わせください。

 
 
 
 
 
この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。