ネットワーク攻撃の種別に対応した保護を設定する

2024年2月14日

ID 174954

Kaspersky Endpoint Security を使用して、次の種別のネットワーク攻撃に対する保護を管理できます。

  • ネットワークフラッディングとは、Web サーバーなど、企業のネットワークリソースに対する攻撃を意味します。これは、大量のリクエストを送信し、ネットワークリソースの帯域幅をオーバーロードさせる攻撃です。攻撃されると、ユーザーは企業のネットワークリソースにアクセスできなくなります。
  • ポートのスキャンとは、コンピューターの UDP ポート、TCP ポート、ネットワークサービスをスキャンする攻撃を意味します。これにより、攻撃者がコンピューターの脆弱性を把握して、より悪質な攻撃を仕掛けることができるようになります。また、コンピューターのオペレーティングシステムを識別し、そのオペレーティングシステムに適したネットワーク攻撃を行うためにポートがスキャンされることもあります。
  • MAC スプーフィング攻撃では、ネットワークデバイス(ネットワークカード)の MAC アドレスを変更します。その結果、攻撃者はデバイスに送信されたデータを別のデバイスにリダイレクトし、このデータにアクセスすることができます。Kaspersky Endpoint Security で MAC スプーフィング攻撃をブロックし、攻撃に関する通知を管理者に送信できます。

一部の許可されるアプリケーションがこのような攻撃と似た動作を行う場合は、これらの検知機能を無効にすることができます。これにより誤検知を減らすことができます。

既定では、Kaspersky Endpoint Security はネットワークフラッディングおよびポートのスキャン、MAC スプーフィング攻撃を監視しません。

管理コンソール(MMC)で種別ごとのネットワーク脅威対策を設定する方法

Web コンソールおよび Cloud コンソールで種別ごとのネットワーク脅威対策を設定する方法

製品インターフェイスで種別ごとのネットワーク脅威対策を設定する方法

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