他のアプリケーションとの互換性情報

2024年2月14日

ID 182030

インストール前に、Kaspersky Endpoint Security はコンピューターにカスペルスキー製品が存在するかどうかを確認します。また互換性のないソフトウェアがコンピューター上にあるかどうか確認します。

サードパーティ製品との互換性情報

競合する製品のリストは、配信キットに含まれている incompatible.txt ファイルで参照できます。

こちらのリンクから incompatible.txt ファイルをダウンロードできます

カスペルスキー製品との互換性情報

Kaspersky Endpoint Security は、次のカスペルスキー製品との互換性がありません:

  • カスペルスキー スタンダード | プラス | プレミアム
  • カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ
  • カスペルスキー インターネット セキュリティ
  • Kaspersky Anti-Virus
  • Kaspersky Total Security
  • Kaspersky Safe Kids
  • カスペルスキー フリー
  • Kaspersky Anti-Ransomware Tool
  • Kaspersky Anti Targeted Attack Platform および Kaspersky Endpoint Detection and Response ソリューションの一部としての Endpoint Sensor。
  • Detection and Response solutions from Kaspersky の一部としての Kaspersky Endpoint Agent。

    カスペルスキーは、すべての Detection and Response が Kaspersky Endpoint Agent ではなく、Kaspersky Endpoint Security の組み込みエージェントと連携するよう切り替えています。バージョン 12.1 から、本製品はすべての Detection and Response ソリューションがサポートされるようになりました。

  • Kaspersky Security for Virtualization Light Agent
  • Kaspersky Fraud Prevention for Endpoint
  • Kaspersky Security for Windows Server

    Kaspersky Endpoint Security 12.0 より、Kaspersky Security for Windows Server から Kaspersky Endpoint Security for Windows に移行して、ワークステーションおよびサーバーを保護する同一のソリューションを使用できるようになりました。

  • Kaspersky Embedded Systems Security

このリストのカスペルスキー製品がコンピューターにインストールされている場合、Kaspersky Endpoint Security はこれらのアプリケーションを削除します。この処理が終わるまで待機してから、Kaspersky Endpoint Security のインストールを続行してください。

共存できないソフトウェアのチェックをスキップする

Kaspersky Endpoint Security がコンピューター上に共存できないソフトウェアを検知すると、インストールは続行されません。インストールを続行するには、共存できないソフトウェアを削除する必要があります。しかし、サードパーティ製品のマニュアルに、その製品がエンドポイント保護プラットフォーム(EPP)と互換性があると記載がある場合は、Kaspersky Endpoint Security をその製造元の製品がインストールされているコンピューターにインストールすることが可能です。例えば、Endpoint Detection and Response (EDR) ソリューションのプロバイダーがサードパーティの EPP システムとその製品の互換性があると記載している場合などです。このような場合は、共存できないソフトウェアのチェックを実行せずに Kaspersky Endpoint Security のインストールを開始する必要があります。このためには、インストーラーに次のパラメータを渡す必要があります。

  • SKIPPRODUCTCHECK=1:競合する製品のチェックの実行を無効にします。競合する製品のリストは、配信キットに含まれている incompatible.txt ファイルで参照できます。このパラメータの値が指定されておらず、互換性のない製品が検知された場合、Kaspersky Endpoint Security のインストールは終了します。
  • SKIPPRODUCTUNINSTALL=1:競合する製品を検知したときに自動的に削除するかどうか。このパラメータの値が指定されていない場合、Kaspersky Endpoint Security は互換性のないソフトウェアの削除を試みます。
  • CLEANERSIGNCHECK=0:検知された競合製品のデジタル署名の検証を無効にします。このパラメータが設定されていない場合、Kaspersky Security Center 経由でアプリケーションを配布する際のデジタル署名の検証は無効にされます。アプリケーションがローカルでインストールされる場合、デジタル署名の検証は既定で有効になります。

ローカルで本製品をインストールする場合、コマンドラインでパラメータを渡すことができます。

例:

C:\KES\setup_kes.exe /pEULA=1 /pPRIVACYPOLICY=1 /pKSN=0 /pSKIPPRODUCTCHECK=1 /pSKIPPRODUCTUNINSTALL=1 /pCLEANERSIGNCHECK=0 /s

リモートから Kaspersky Endpoint Security をインストールする場合は、インストールパッケージ生成ファイル(kes_win.kud)の[Setup]に適切なパラメータを追加する必要があります(以下を参照)。kes_win.kud ファイルは配信キットに含まれています。

kes_win.kud

[Setup]

UseWrapper=1

ExecutableRelPath=EXEC

Params=/s /pAKINSTALL=1 /pEULA=1 /pPRIVACYPOLICY=1 /pKSN=0 /pSKIPPRODUCTCHECK=1 /pSKIPPRODUCTUNINSTALL=1 /pCLEANERSIGNCHECK=0

Executable=setup_kes.exe

RebootDelegated = 1

RebootAllowed=1

ConfigFile=installer.ini

RelPathsToExclude=klcfginst.msi

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