インストールパッケージ作成方法 / パッチインストール方法 / パッチアンインストール方法(Endpoint Security for Windows)
対象製品:
- Kaspersky Endpoint Security 12.1.0 for Windows(バージョン 12.1.0.506)
- Kaspersky Endpoint Security 12.0.0 for Windows(バージョン 12.0.0.465)
- Kaspersky Endpoint Security 11.11.0 for Windows(バージョン 11.11.0.452)
- Kaspersky Endpoint Security 11.10.0 for Windows(バージョン 11.10.0.399)
- Kaspersky Endpoint Security 11.9.0 for Windows(バージョン 11.9.0.351)
- Kaspersky Endpoint Security 11.8.0 for Windows(バージョン 11.8.0.384)
- Kaspersky Endpoint Security 11.7.0 for Windows(バージョン 11.7.0.669)
- Kaspersky Endpoint Security 11.6.0 for Windows(バージョン 11.6.0.394)
- Kaspersky Endpoint Security 11.5.0 for Windows(バージョン 11.5.0.590)
- Kaspersky Endpoint Security 11.4.0 for Windows(バージョン 11.4.0.233)
- Kaspersky Endpoint Security 11.3.0 for Windows(バージョン 11.3.0.773)
- Kaspersky Endpoint Security 11.2.0 for Windows(バージョン 11.2.0.2254)
- Kaspersky Security Center 14(バージョン 14.0.0.10902)
- Kaspersky Security Center 13.2(バージョン 13.2.0.1511)
- Kaspersky Security Center 13.1(バージョン 13.1.0.8324)
- Kaspersky Security Center 13(バージョン 13.0.0.11247)
- Kaspersky Security Center 12(バージョン 12.2.0.4376)
- Kaspersky Security Center 12(バージョン 12.0.0.7734)
カスペルスキー製品のインストールパッケージ作成方法(パッチ同梱版)
- Kaspersky Security Center のネットワークフォルダー または カスペルスキーの Web サイトから、必要なバージョンの Kaspersky Endpoint Security for Windows をダウンロードします。
- カスペルスキーの Web サイトからダウンロードした場合は、インストールパッケージを解凍します。
- インストールパッケージの作成方法に応じた操作を行います:
- ダウンロードしたインストールパッケージを用いてインストールパッケージを作成する場合:.msp 拡張子のパッチファイルを Kaspersky Endpoint Security for Windows と同じフォルダーに保存します。
- Kaspersky Security Center の既存アプリケーションパッケージを用いてインストールパッケージを作成する場合:パッチファイルを「exec」フォルダーにコピーします。
- パッチが保存されているフォルダー内の KUD ファイルを用いて、新しいインストールパッケージを作成します。
- パッチと一緒にアプリケーションをインストールするタスクを作成します。
パッチを同梱したインストールパッケージが作成されます。
カスペルスキー製品のインストールパッケージ作成方法
管理サーバー上でカスペルスキー製品のインストールパッケージを作成する方法:
- Kaspersky Security Center の管理コンソールを開きます。
- 管理コンソール上、左側に表示されているコンソールツリーから「 詳細 」-「 リモートインストール 」-「 インストールパッケージ 」をクリックし、「 インストールパッケージの作成 」ボタンを押します。
- 「 新規パッケージウィザード 」画面が開くので、「 カスペルスキー製品のインストールパッケージを作成する 」をクリックします。
- 任意のインストールパッケージ名を付け、「 次へ 」ボタンを押します。
(今回は例として、KES10.3.0.6294MR2 インストールパッケージという名前を付けます。)
- 「 インストールする配信パッケージの選択 」画面に移るので、「 参照 」ボタンを押し、インストールしたい製品バージョンの「 .kud 」ファイルを開きます。 (「 .kud 」ファイルに関しましては冒頭に記載致しました「 事前準備 」をご確認ください。)
- 表示されている製品バージョンを確認し、「 アップデートをリポジトリからインストールパッケージへコピーする 」のチェックを外し、「 次へ 」ボタンを押します。
- プライバシーポリシーと使用許諾契約書を確認し、同意頂ける場合はチェックを入れ、「 次へ 」ボタンを押します。
- パッケージのアップロードを開始します。
※ アップロード完了まで時間がかかる場合があります。
- 「 完了 」ボタンを押します。
- 作成したインストールパッケージがリスト上に表示されます。
「 アプリケーションのリモートインストール 」タスクを実行し、インストールします。 手順に関しましては、本サポート記事内の インストールパッケージからインストールタスクを作成する方法 をご参照ください。
ライセンスキーを読み込んだスタンドアロンインストールパッケージ作成方法に関しましては こちら をご確認ください。
パッチのインストール方法
ローカルでのインストール方法:
- クライアントコンピュータ上でコマンドプロンプト(cmd を実行)を開きます。
- パッチのインストーラーをコマンドプロンプト上へドラッグアンドドロップして実行します。
※ コマンドプロンプトからの実行に失敗する場合、msp ファイルを直接実行頂き、パッチのインストールを行ってください。
Kaspersky Security Center を使用したインストール方法:
- Kaspersky Security Center の管理コンソールを開きます。
- 管理コンソール上、左側に表示されているコンソールツリーから「 詳細 」-「 リモートインストール 」-「 インストールパッケージ 」をクリックし、「 インストールパッケージの作成 」ボタンを押します。
- 「 新規パッケージウィザード 」画面が開くので、「 指定した実行ファイルのインストールパッケージを作成する 」をクリックします。
- 任意のインストールパッケージ名を付け、「 次へ 」ボタンを押します。
(今回は例として、「 pf5055 インストールパッケージ 」と名前を付けます。)
- 「 参照 」ボタンを押し、インストールを行いたいパッチを開きます。
- 「 実行ファイルのコマンドライン(オプション)」で「 EULA=1 PRIVACYPOLICY=1 /qn 」を入力し、「 次へ 」ボタンを押します。KSC10SP2MR1 以前の場合、PRIVACYPOLICY=1 パラメータを入力頂く必要はございません。
※ 今回の例では KES11 へパッチ適用を行うため、PRIVACYPOLICY=1 パラメーターを入力しています。
- 「 完了 」ボタンを押します。
- 作成したインストールパッケージが表示されます。
「 アプリケーションのリモートインストール 」タスクを実行し、インストールします。 手順に関しましては、本サポート記事内の インストールパッケージからインストールタスクを作成する方法 をご参照ください。
パッチインストール/アンインストールログ取得方法
パッチのインストール/アンインストールログファイル取得方法
パッチのインストール/アンインストール時、問題が発生した場合にはトラブルシューティングを行うために、パッチのインストール/アンインストールログファイルが必要です。
- インストール/アンインストールログファイルは以下のフォルダ内に存在します。
- Windows XP / Server 2003 - %allusersprofile%\Application Data\Kaspersky Lab
- Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / Server 2008 / 2012 - %programdata%\Kaspersky Lab
- KESPatch.log, KESPatchMSI.log というファイルがパッチのインストール/アンインストールログです。
パッチ適用後の確認方法
クライアント側から確認する方法
「 サポート 」画面から確認します。
- Kaspersky Endpoint Security のメイン画面を開きます。
- 「 サポート 」もしくは
をクリックします。
- 「 サポート 」画面が開くので、「 バージョン 」からパッチが適用されていることを確認します。
(複数パッチが適用されている場合はカンマ(,)区切りで表示されます。)
Kaspersky Security Center から確認する方法
カスペルスキー製品バージョンレポートからご確認頂くことが可能です。
- Kaspersky Security Center のコンソール画面を開きます。
- コンソール画面上、左側に表示されているコンソールツリーから「 管理サーバー 」をクリックします。
- 「 レポート 」タブをクリックします。
- リスト上から「 カスペルスキー製品バージョンレポート 」を選択し、右側に表示されているプロパティウィンドウから「 レポートの表示 」をクリックします。
- 「 カスペルスキー製品バージョンレポート 」が開くので、「 詳細 」の「 インストール済みのアップデート 」から該当のデバイスのアプリケーションに適用されているパッチを確認します。
※ 複数パッチが適用されている場合はカンマ(,)区切りで表示されます。
パッチのアンインストール方法
ローカルコンピューター上で行う場合
- 「 プログラムと機能 」に移動します。
(「 スタート 」-「 コントロールパネル 」-「 プログラム 」-「 プログラムと機能 」) - ウィンドウ左側で「 インストールされた更新プログラムを表示 」を選択します。
- パッチを右クリックし、「 アンインストール 」を選択します。
- クライアントからパッチが削除されます。
Kaspersky Security Center を使用する場合
- Kaspersky Security Center の管理コンソールを開きます。
- 管理コンソール上、左側に表示されているコンソールツリーから「 詳細 」-「 リモートインストール 」-「 インストールパッケージ 」をクリックします。
- リスト上からアンインストールを行いたいパッチのインストールパッケージを選択し、「 インストールパッケージの設定 」をクリックします。
- 左側に表示されているセクションメニューから「 設定 」をクリックします。
- 左側に表示されているセクションメニューから「設定」をクリックします。
「 実行ファイルのコマンドライン 」に「 /i <製品のGUID> MSIPATCHREMOVE={パッチのGUID} EULA=1 PRIVACYPOLICY=1 /qn 」と入力し、「 OK 」ボタンを押します。
※ KSC10SP2MR1 以前の場合、PRIVACYPOLICY=1 パラメータを入力頂く必要はございません。
GUID に関しましては本サポート記事内の GUID を見つける方法 をご参照ください。
- 「 アプリケーションのリモートインストール 」タスクを実行し、パッチをアンインストールします。
手順に関しましては、本サポート記事内の インストールパッケージからインストールタスクを作成する方法 をご参照ください。
GUID を見つける方法
パッチファイルから確認する方法:
- パッチインストールファイルのプロパティを開きます。
- 「 詳細 」タブを開きます。
- 「 改訂番号 」の行に GUID があります。それをクリップボードにコピーします。
クライアントコンピューター上で確認する方法:
- 「 プログラムと機能 」を開きます(「 スタート 」 - 「 コントロール パネル 」)。
- ウィンドウの右側で、「 インストールされた更新プログラムを表示 」をクリックします。
- ALT キーを押します。
- 「 表示 」 - 「 詳細表示の設定 」を開きます。
- 「 更新プログラム ID 」をオンにし、「 OK 」をクリックします。
GUID に関する情報がアップデートのリストに表示されます。
Kaspersky製品のGUID:
ネットワークエージェントの GUID:
{790C176F-7780-4C84-8B9C-455F5C0E61C5}
Kaspersky Endpoint Security の GUID:
- Kaspersky Endpoint Security 10.2.x.x
{7A4192A1-84C4-4E90-A31B-B4847CA8E23A} - Kaspersky Endpoint Security 10.3.x.x
{7911E943-32CC-45D0-A29C-56E6EF762275} - Kaspersky Endpoint Security 11.0.0.6499:
{E7012AFE-DB97-4B8B-9513-E98C0C3AACE3} - Kaspersky Endpoint Security 11.0.1.90 :
{E7012AFE-DB97-4B8B-9513-E98C0C3AACE3} - Kaspersky Endpoint Security 11.1.1.126 :
{D1AB12B0-B9B5-43A0-98E1-584D790524FE} - Kaspersky Endpoint Security 11.2.0.2254:
{9A017278-F7F4-4DF9-A482-0B97B70DD7ED}
Kaspersky Security for Windows Server はレジストリエディタから下記キーをご確認頂き、Product Code(GUID 形式)の確認を行って頂きますようお願いします。
※製品バージョンによって GUID は異なる場合がございます。
Win x64:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\[GUID]
Win x86:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\[GUID]