Windows デバイスで検知可能なオブジェクト種別の選択

2024年3月5日

ID 131582

Kaspersky Endpoint Security によって検知されたオブジェクトは、様々な特性に基づいて分類されます。本製品は常にウイルス、ワーム、トロイの木馬、悪意のあるツールを検索します。これらのプログラムはコンピューターに重大な損害を与える可能性があります。コンピューターのセキュリティを向上させるため、アドウェアの動作の監視と、侵入者がユーザーのデバイスまたは個人データを侵害するために使用できる正規アプリケーションの監視を有効にすることで、検知可能なオブジェクトの範囲を拡大できます。

Kaspersky Endpoint Security によって検知されたオブジェクトは、次のカテゴリに分類されます:

  • ウイルス、ワーム、トロイの木馬、悪意のあるツール:このカテゴリには、すべての種別のマルウェアが含まれます。必要最低限のセキュリティレベルは、これらに対する保護を保証します。カスペルスキーが推奨する設定に基づいて、Kaspersky Endpoint Security は常にこのカテゴリのオブジェクトを監視します。
  • アドウェア:このカテゴリには、ユーザーに不都合を与える可能性のあるソフトウェアが含まれます。
  • オートダイヤラー:このカテゴリには、モデムを使用して密かに電話接続を確立するプログラムが含まれます。
  • その他のソフトウェア:このカテゴリには、リモート管理アプリケーションなど、侵入者がユーザーのデバイスまたは個人データを侵害するために使用できる正規アプリケーションが含まれます。

検知するオブジェクトの種別を選択するには:

  1. Kaspersky Endpoint Security Cloud 管理コンソールを起動します
  2. セキュリティ管理]→[セキュリティプロファイル]の順に選択します。

    セキュリティプロファイル]セクションには、Kaspersky Endpoint Security Cloud で設定されたセキュリティプロファイルのリストが表示されます。

  3. リストから、検知するオブジェクトの種別を設定するデバイスのセキュリティプロファイルを選択します。
  4. プロファイル名のリンクをクリックすると、セキュリティプロファイルのプロパティウィンドウが表示されます。

    セキュリティプロファイルのプロパティウィンドウには、すべてのデバイスで使用可能な設定が表示されます。

  5. Windows]グループで、[詳細]セクションを選択します。
  6. 脅威の検知と除外]セクションの下にある[設定]をクリックします。

    脅威の検知と除外]ウィンドウが表示されます。

  7. その他のソフトウェアカテゴリのアプリケーションの検知を有効にする場合は、スイッチを[その他の種別のオブジェクトの検知が有効です]に切り替えます。

    既定では、[その他の種別のオブジェクトの検知が無効です]に設定されています。

  8. 保存]をクリックします。

カスペルスキーのエキスパートは、アドウェアとオートダイヤラーからの保護を無効にしないことを推奨しています。Kaspersky Endpoint Security はそのプログラムをマルウェアとして分類しているが、それが危険なプログラムではないと確信している場合は、そのプログラムを信頼ゾーンに追加できます。

セキュリティプロファイルが適用されると、指定した種別のオブジェクトの検知が、Windows デバイスでマルウェアスキャン中に有効になります。

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