Windows デバイスからのデータ消去

2024年3月5日

ID 228145

Kaspersky Endpoint Security Cloud 管理コンソールから、ユーザーの Windows デバイスへリモートでのデータ消去コマンドを送信できます。

この機能は、Kaspersky Endpoint Security Cloud Pro を使用可能なライセンスで Kaspersky Endpoint Security Cloud をアクティベートした場合にのみ使用できます。

データ消去の設定に応じて、次のデータの一部またはすべてをリモートから消去できます:

  • ドキュメント

    OS 標準のドキュメントフォルダーおよびそのサブフォルダーにあるファイル。

  • Cookie

    ユーザーが閲覧した Web サイトからブラウザーが保存したデータのファイル(ユーザーの認証データなど)。

  • デスクトップ

    OS 標準のデスクトップフォルダーおよびそのサブフォルダーにあるファイル。

  • Internet Explorer の一時ファイル

    Internet Explorer の動作に関連する一時ファイル(Web ページのコピー、画像、メディアのファイルなど)。

  • 一時ファイル

    コンピューターにインストールされたアプリケーションの動作に関連する一時ファイル。たとえば、 Microsoft Office アプリケーションは、ドキュメントのバックアップコピーを含む一時ファイルを作成します。

  • Outlook ファイル

    Outlook メールクライアントの動作に関連するファイル:データファイル(PST)、オフラインデータファイル(OST)、アドレス帳ファイル(OAB)、個人アドレス帳ファイル(PAB)。

  • ユーザープロファイル

    オペレーティングシステムのローカルユーザーアカウントの設定が保管されるファイルとフォルダーのセット。

デバイスからデータを消去するには:

  1. Kaspersky Endpoint Security Cloud 管理コンソールを起動します
  2. デバイス]セクションを選択します。

    デバイス]セクションには、Kaspersky Endpoint Security Cloud に追加されたデバイスのリストが含まれています。

  3. デバイス名のリンクをクリックします。

    デバイスに関する詳細情報が表示されたページが開きます。ページの左側には、デバイスで使用可能なコマンドのボタンを含む[コマンド]リストが表示されます。

  4. データの消去]をクリックします。
  5. 表示される[<デバイス名>からのデータ消去]ウィンドウで、データ消去の設定を指定します:
    1. 消去する方法
      • 完全に削除

        ファイルがランダムデータで上書きされます。削除後のデータの復旧が、実質的に不可能になります。

      • 単純な削除

        オペレーティングシステムのリソースを使用してファイルが削除されます。手動でごみ箱のファイルを削除する動作と同様に、ごみ箱が空になります。

    2. 消去する対象
      • すべての標準フォルダー

        上に記載したすべてのデータが削除されます。

      • カスタムフォルダー

        削除する特定のファイルを選択します。

  6. 消去]をクリックします。
  7. 表示される[データの消去]ウィンドウで、[確認]をクリックしてデータ消去を確定します。

指定したデータが選択したデバイスから消去されます。

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