ポリシーの作成

2023年2月20日

ID 146619

ポリシーの作成プロセスには、次の手順が含まれます:

  1. ポリシーウィザードを使用したポリシーの作成:ウィザードダイアログを使用して、コンピューターのリアルタイム保護タスクを設定できます。
  2. ポリシーの設定:ポリシーのプロパティウィンドウで、コンピューターのリアルタイム保護タスクの設定、Kaspersky Embedded Systems Security の全般設定、隔離とバックアップの設定、実行ログの詳細レベル、および Kaspersky Embedded Systems Security のイベントに関するユーザー通知と管理者への通知を定義することができます。

インストールした Kaspersky Embedded Systems Security を実行する保護対象デバイスのグループのポリシーを作成するには:

  1. Kaspersky Security Center の管理コンソールツリーで[管理対象デバイス]フォルダーを展開し、ポリシーを作成する保護対象デバイスが含まれる管理グループを選択します。
  2. 選択した管理グループの詳細ペインで[ポリシー]タブを選択し、[ポリシーの作成]をクリックして、ウィザードを開始してポリシーを作成します。

    新規ポリシーウィザード]ウィンドウが開きます。

  3. グループポリシー作成対象のアプリケーションを選択]ウィンドウで、Kaspersky Embedded Systems Security を選択して[次へ]をクリックします。
  4. 名前]にグループポリシー名を入力します。

    次の記号をポリシー名に含めることはできません:" * < : > ? \ |

  5. 本製品の以前のバージョンで使用されたポリシー設定を適用するには:
    1. 旧バージョンのアプリケーションのポリシー設定を使用する]をオンにします。
    2. 選択]をクリックします。
    3. 適用するポリシーを選択します。
    4. 次へ]をクリックします。
  6. 処理の選択]ウィンドウで、次の値のいずれかを選択します:
    • 新規]:既定の設定を使用した新しいポリシーを作成します。
    • 旧バージョンの Kaspersky Embedded Systems Security で作成したポリシーをインポート:インポートしたポリシーをテンプレートとして使用します。
    • 参照]をクリックして、既存のポリシーの設定ファイルを選択します。
  7. コンピューターのリアルタイム保護]ウィンドウで、必要に応じてファイルのリアルタイム保護と KSN の使用タスク、脆弱性攻撃ブロックとスクリプト監視の設定を行います。ネットワークにある保護対象デバイスでの設定済みのポリシータスクの使用を許可またはブロックします:
    • "ロック"アイコン をクリックすると、ネットワークの保護対象デバイスのタスク設定の変更を許可し、ポリシーで編集されたタスク設定の適用をブロックします。
    • "ロック解除"アイコン をクリックすると、ネットワークの保護対象デバイスのタスク設定の変更を拒否し、ポリシーで編集されたタスク設定の適用を許可します。

    新たに作成されたポリシーでは、コンピューターのリアルタイム保護タスクの既定の設定を使用します。

    • ファイルのリアルタイム保護タスクの既定の設定を編集するには、[設定]サブセクションの[ファイルのリアルタイム保護]をクリックします。表示されるウィンドウで、要件に応じてタスクの設定を行います。[OK]をクリックします。
    • KSN の使用タスクの既定の設定を編集するには、[設定]サブセクションの[KSN の使用]をクリックします。表示されるウィンドウで、要件に応じてタスクの設定を行います。[OK]をクリックします。

      KSN の使用タスクを開始するには、[KSN データの取り扱いウィンドウで KSN に関する声明に同意する必要があります。

    • 脆弱性攻撃ブロックコンポーネントの既定の設定を編集するには、[設定]サブセクションの[脆弱性攻撃ブロック]をクリックします。表示されるウィンドウで、必要に応じて機能の設定を行います。[OK]をクリックします。
  8. アプリケーションのグループポリシーを作成]ウィンドウで、次のいずれかのポリシーステータスを選択します:
    • アクティブポリシー - ポリシーの作成後、すぐに適用する場合。アクティブポリシーが既にグループに存在する場合、既存のポリシーは無効となり、新しいポリシーが適用されます。
    • 非アクティブポリシー - 作成するポリシーをすぐには適用しない場合。この場合、ポリシーは後で有効にできます。
    • ポリシーの作成後すぐにプロパティを開く]をオンにすると、新規ポリシーウィザードが自動的に閉じ、[次へ]をクリックした後で新しく作成されたポリシーを設定します。
  9. 完了]をクリックします。

作成したポリシーが、選択した管理グループの[ポリシー]タブのポリシーのリストに表示されます。ポリシーのプロパティウィンドウで、Kaspersky Embedded Systems Security のその他の設定、タスク、機能を設定できます。

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