ファイルのリアルタイム保護タスクについて

ファイルのリアルタイム保護タスクが実行されている場合、次の保護対象デバイスのオブジェクトにアクセスされた時に、Kaspersky Embedded Systems Security によってそのオブジェクトがスキャンされます：

• ファイル
• NTFS 代替データストリーム
• ローカルハードディスクおよび外部デバイスのマスターブートレコードとブートセクター

何らかのアプリケーションが保護対象デバイスに対してファイルの書き込みを行った場合、または保護対象デバイスからファイルの読み取りを行った場合に、Kaspersky Embedded Systems Security によってそのファイルがインターセプトされ、脅威がスキャンされます。脅威が検知された場合は、ファイルの駆除を試行する処理、［隔離］に移動する処理、または削除する処理のうち、既定の処理または指定した処理が実行されます。駆除または削除の前には、ソースファイルの暗号化されたコピーがバックアップに保存されます。

Kaspersky Embedded Systems Security は、Windows Subsystem for Linux で実行するプロセスでも悪意のあるソフトウェアを検知します。そのようなプロセスに対して、ファイルのリアルタイム保護タスクは現在の設定で定義されている処理を適用します。