定義済みの保護範囲

2023年2月20日

ID 146662

ファイルリソースのツリーまたはリストには、Microsoft Windows のセキュリティの設定に従って読み取りアクセス権のあるフォルダーが表示されます。

Kaspersky Embedded Systems Security は次の定義済み保護範囲をカバーします:

  • ローカルハードディスク:Kaspersky Embedded Systems Security はデバイスのハードディスク上のファイルを保護します。
  • リムーバブルドライブ:CD やリムーバブルドライブなどの外部デバイスのファイルが保護されます。すべてのリムーバブルドライブ、個々のディスク、フォルダー、ファイルを保護範囲に含めたり保護範囲から除外したりすることができます。
  • ネットワーク:デバイス上で実行されているアプリケーションによってネットワークフォルダーに書き込まれたファイルとネットワークフォルダーから読み取られたファイルが保護されます。他の保護対象デバイスのアプリケーションによってそのようなファイルにアクセスされた場合には、ファイルは保護されません。
  • 仮想ドライブ:共有のクラスタードライブなどの、一時的にデバイスに接続される仮想フォルダー、ファイル、およびドライブを保護範囲に含めることができます。

既定では、範囲リストで、あらかじめ定義された保護範囲を設定、表示できます。保護範囲設定時に、あらかじめ定義された範囲をリストに追加することもできます。

既定では、仮想ドライブを除くすべての定義済みの領域が保護範囲に含まれます。

SUBST コマンドを使用して作成した仮想ドライブは、アプリケーションコンソールの保護対象デバイスのファイルリソースのツリーには表示されません。仮想ドライブ上のオブジェクトを保護範囲に含めるには、仮想ドライブと関連付けられているデバイスのフォルダーを保護範囲に含めます。

接続されているネットワークドライブも、保護対象デバイスのファイルリソースのリストには表示されません。ネットワークドライブ上のオブジェクトを保護範囲に含めるには、そのネットワークドライブに対応するフォルダーへのパスを UNC フォーマットで指定します。

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