簡易スキャンの開始:KAVSHELL SCANCRITICAL

2023年2月20日

ID 146708

KAVSHELL SCANCRITICAL コマンドを使用すると、アプリケーションコンソールで定義された設定に従って簡易スキャンタスクを開始します。

KAVSHELL SCANCRITICAL コマンドの構文

KAVSHELL SCANCRITICAL [/W:<path to task log file>]

KAVSHELL SCANCRITICAL コマンドの例

簡易スキャンタスクを実行し、現在のフォルダーにタスク実行ログの scancritical.log を保存するには、次のコマンドを実行します:

KAVSHELL SCANCRITICAL /W:scancritical.log

/W パラメータを使用して、タスク実行ログの場所を設定できます(次の表を参照)。

KAVSHELL SCANCRITICAL コマンドの /W パラメータの構文

パラメータとオプション

説明

/W:<タスク実行ログファイルのパス>

このパラメータを指定すると、Kaspersky Embedded Systems Security によって、パラメータの値で指定された名前を使用したタスクログファイルが保存されます。

ログファイルには、タスクの実行統計情報、タスクの開始時刻と完了(停止)時刻、およびタスク中に発生したイベントに関する情報が含まれます。

このログを使用して、「イベント ビューアー」のタスク実行ログの設定および Kaspersky Embedded Systems Security イベントログの設定で定義されたイベントが登録されます。

ログファイルの絶対パスまたは相対パスを指定できます。ファイル名のみを指定し、そのパスを指定しなかった場合、ログファイルは現在のフォルダーに作成されます。

同じログ設定でコマンドを再度開始すると、既存のログファイルが上書きされます。

タスクの実行中にログファイルを表示できます。

ログは、アプリケーションコンソールの[実行ログ]に表示されます。

Kaspersky Embedded Systems Security でログファイルを作成できない場合、エラーメッセージが表示されますが、コマンドは実行されます。

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