タスクの非同期での管理:KAVSHELL TASK

2023年2月20日

ID 146709

KAVSHELL TASK コマンドを使用すると、指定のタスクを管理できます。タスクの実行、一時停止、再開、停止、およびタスクの現在のステータスと統計情報の表示を実行できます。コマンドは非同期モードで実行されます。

コマンドの実行にパスワードが必要になることがあります。現在のパスワードを入力するには、[/pwd:<パスワード>] を使用します。

KAVSHELL TASK コマンドの構文

KAVSHELL TASK [<タスク名のエイリアス> </START | /STOP | /PAUSE | /RESUME | /STATE | /STATISTICS >]

KAVSHELL TASK コマンドの例

KAVSHELL TASK

KAVSHELL TASK on-access /START

KAVSHELL TASK user-task_1 /STOP

KAVSHELL TASK scan-computer /STATE

KAVSHELL TASK network-attack-blocker /START

KAVSHELL TASK コマンドは、パラメータやオプションなしでも、1 つ以上のパラメータやオプションを指定しても実行できます(次の表を参照)。

KAVSHELL TASK コマンドラインのパラメータとオプション

パラメータとオプション

説明

パラメータなし

既存のすべての Kaspersky Embedded Systems Security タスクのリストが確認できます。リストには、次のフィールドが含まれます:タスクのエイリアス、タスクカテゴリ(システムまたはカスタム)、タスクの現在のステータス。

<タスクのエイリアス>

SCAN TASK コマンドでは、タスク名の代わりに、Kaspersky Embedded Systems Security によってタスクに割り当てられた追加の省略されたの名前である、タスクのエイリアスが使用されます。Kaspersky Embedded Systems Security タスクのエイリアスを表示するには、パラメータを指定せずに KAVSHELL TASK コマンドを入力します。

/START

指定のタスクを非同期モードで開始します。

/STOP

指定のタスクを停止します。

/PAUSE

指定のタスクを一時停止します。

/RESUME

指定のタスクを非同期モードで再開します。

/STATE

タスクの現在のステータス(実行中完了一時停止済み停止済み失敗開始中再開中など)を返します。

/STATISTICS

タスクの統計情報(タスクが開始されてから処理されたオブジェクトの数に関する情報)を取得します。

すべての Kaspersky Embedded Systems Security タスクが /PAUSE、/RESUME、/STATE パラメータをすべてサポートするわけではないことに注意してください。

KAVSHELL TASK コマンドのリターンコード

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