アプリケーション起動コントロールルールの自動生成:KAVSHELL APPCONTROL /GENERATE

2023年2月20日

ID 146712

KAVSHELL APPCONTROL /GENERATE コマンドを使用して、アプリケーション起動コントロールルールリストを生成できます。

コマンドの実行にパスワードが必要になることがあります。現在のパスワードを入力するには、[/pwd:<パスワード>] を使用します。

KAVSHELL APPCONTROL /GENERATE コマンドの構文

KAVSHELL APPCONTROL /GENERATE <フォルダーのパス> | /source:<フォルダーリストを含むファイルのパス> [/masks:<edms>] [/runapp] [/rules:<ch|cp|h>] [/strong] [/user:<ユーザーまたはユーザーのグループ>] [/export:<XML ファイルのパス>] [/import:<a|r|m>] [/prefix:<ルール名の接頭辞>] [/unique]

KAVSHELL APPCONTROL /GENERATE コマンドの例

指定したフォルダーからファイルのルールを生成するには、次のコマンドを実行します:

KAVSHELL APPCONTROL /GENERATE /source:c\folderslist.txt /export:c:\rules\appctrlrules.xml

指定したフォルダーにある、すべての拡張子の実行ファイルのルールを生成し、タスク完了時に、指定した XML ファイルに生成したルールを保存するには、次のコマンドを実行します:

KAVSHELL APPCONTROL /GENERATE c:\folder /masks:edms /export:c\rules\appctrlrules.xml

コマンドラインのパラメータやオプションを使用して、アプリケーション起動コントロールタスクのルールの自動生成を設定できます(次の表を参照)。

KAVSHELL APPCONTROL /GENERATE コマンドラインのパラメータとオプション

パラメータとオプション

説明

許可ルールの範囲

<フォルダーのパス>

許可ルールが自動生成される実行ファイルのあるフォルダーへのパスを指定します。

/source: <フォルダーリストを含むファイルのパス>

許可ルールが自動生成される実行ファイルのあるフォルダーのリストを含む TXT ファイルへのパスを指定します。

/masks: <edms>

許可ルールが自動生成される実行ファイルの拡張子を指定します。

ルールの範囲に次の拡張子のファイルを含めることができます:

  • e - EXE ファイル
  • d - DLL ファイル
  • m - MSI ファイル
  • s - スクリプト

/runapp

許可ルールの生成時に、保護対象デバイスで現在実行中のアプリケーションのアカウント。

許可ルールを自動的に生成する時の処理

/rules: <ch|cp|h>

アプリケーション起動コントロールタスクの許可ルールを生成する間に実行する処理を指定します:

  • ch - デジタル証明書を使用する。証明書がない場合は SHA256 ハッシュを使用します。
  • cp - デジタル証明書を使用する。証明書がない場合は、実行ファイルへのパスを使用します。
  • h - SHA256 ハッシュを使用する。

/strong

アプリケーション起動コントロールタスクの許可ルールを自動生成する時に、デジタル証明書の発行先とサムプリントを使用します。/rules: <ch|cp> パラメータが指定されている場合、コマンドが実行されます。

/user: <ユーザーまたはユーザーのグループ>

ルールを適用するユーザーまたはユーザーのグループを指定します。指定されたユーザーまたはユーザーグループによって実行されるアプリケーションを監視します。

アプリケーション起動コントロールルールの自動生成タスクの完了時の処理

/export <XML ファイルのパス>

生成したルールを XML ファイルに保存します。

/unique

アプリケーション起動コントロールの許可ルール生成の基礎となるアプリケーションがインストールされた保護対象デバイスに関する情報を追加します。

/prefix: <ルール名の接頭辞>

アプリケーション起動コントロール許可ルールの名前の接頭辞を指定します。

/import: <a|r|m>

選択したインポートルールに従って生成したルールを、指定したアプリケーション起動コントロールのルールのリストにインポートします:

  • a - 既存のルールに追加する(同一の設定を持つルールは重複します)
  • r - 既存のルールを置き換える(同一の設定を持つルールは追加されません。少なくとも 1 つのルールの設定が他のルールと異なる場合にルールが追加されます)
  • m - 既存のルールとマージする(同一の設定を持つルールは追加されません。少なくとも 1 つのルールの設定が他のルールと異なる場合にルールが追加されます)

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。