Kaspersky Embedded Systems Security ログファイルのデフラグ:KAVSHELL VACUUM
KAVSHELL VACUUM
コマンドを使用すると、アプリケーションのログファイルをデフラグできます。これにより、アプリケーションのイベントを含む大量のログファイルの保管によるシステムエラーおよびアプリケーションエラーを回避することができます。
コマンドの実行にパスワードが必要になることがあります。現在のパスワードを入力するには、[/pwd:<パスワード>]
を使用します。
オンデマンドスキャンおよびアップデートタスクが頻繁に開始される場合、KAVSHELL VACUUM
コマンドを適用してログファイル保管領域を最適化してください。このコマンドにより、Kaspersky Embedded Systems Security は、保護対象デバイスの指定したパスに保存されるアプリケーションのログファイルの論理構造を更新します。
既定で、アプリケーションのログファイルは「C:\ProgramData\Kaspersky Lab\Kaspersky Embedded Systems Security\3.2\Reports」に保存されます。ログの保管として別のパスを手動で指定した場合、KAVSHELL VACUUM
コマンドは、Kaspersky Embedded Systems Security ログ設定で指定したフォルダーにあるファイルのデフラグを実行します。
ファイルサイズが大きいと、KAVSHELL VACUUM
コマンドがデフラグ操作を完了するのに必要となる時間が増えます。
リアルタイム保護タスクとコンピューターの管理タスクは、KAVSHELL VACUUM
コマンドの実行中は実行できません。デフラグプロセスにより、Kaspersky Embedded Systems Security ログへのアクセスが制限され、イベントログ記録は行われません。保護の低下を回避するには、KAVSHELL VACUUM
コマンドの実行タイミングを計画的に行ってください。
Kaspersky Embedded Systems Security ログファイルをデフラグするには、次のコマンドを実行します:
KAVSHELL VACUUM
このコマンドは、ローカルシステムアカウント権限が必要です。