Kaspersky Embedded Systems Security インストール後に実行する処理
製品をアクティベート済みである場合、インストールが完了すると保護タスクとスキャンタスクがすぐに開始されます。Kaspersky Embedded Systems Security のインストール中に[製品インストール後にリアルタイム保護を有効にする]をオンにしていた場合、デバイスファイルのシステムオブジェクトにアクセスした際にそれらのオブジェクトをスキャンします。毎週金曜日の午後 8 時に簡易スキャンタスクが実行されます。
Kaspersky Embedded Systems Security のインストール後に、次の手順を実行してください:
- Kaspersky Embedded Systems Security 定義データベースのアップデートタスクを開始します。インストール後、製品の配布キットに含まれる定義データベースを使用してオブジェクトがスキャンされます。Kaspersky Embedded Systems Security の定義データベースをすぐにアップデートすることを推奨します。それには、定義データベースのアップデートタスクを実行する必要があります。その後定義データベースは、既定のスケジュールに従って 1 時間ごとにアップデートされます。
例として、定義データベースのアップデートタスクは、次のコマンドを使用して開始できます:
KAVSHELL UPDATE /KL /PROXY:proxy.company.com:8080 /AUTHTYPE:1 /PROXYUSER:inetuser /PROXYPWD:123456
この場合、Kaspersky Embedded Systems Security の定義データベースのアップデートは、カスペルスキーのアップデートサーバーからダウンロードされます。アップデート元への接続は、プロキシサーバーを経由し(プロキシサーバーアドレス:proxy.company.com、ポート:8080)、ビルトイン Windows NTLM 認証を使用して、アカウント下のサーバー(ユーザー名:inetuser、パスワード:123456)にアクセスして確立します。
- Kaspersky Embedded Systems Security をインストールする前にファイルのリアルタイム保護機能のあるアンチウイルス製品がデバイスにインストールされていなかった場合、簡易スキャンをデバイスで実行します。
コマンドラインを使用して簡易スキャンタスクを開始するには:
KAVSHELL SCANCRITICAL /W:scancritical.log
このコマンドでは、現在のフォルダーに含まれるファイル scancritical.log に実行ログを保存します。
- Kaspersky Embedded Systems Security イベントに関する管理者への通知を設定します。