Kaspersky Embedded Systems Security コンソールのウィンドウ

2023年2月20日

ID 148319

Kaspersky Embedded Systems Security コンソールは、Microsoft 管理コンソールツリーにフォルダーの形式で表示されます。

異なる保護対象デバイスにインストールされた Kaspersky Embedded Systems Security への接続が確立されると、フォルダーの名前に、アプリケーションがインストールされた保護対象デバイスの名前、および接続が確立されたユーザーアカウントの名前が追加されます:Kaspersky Embedded Systems Security <保護対象デバイス名> アカウント:<アカウント名>。アプリケーションコンソールと同じ保護対象デバイスにインストールされた Kaspersky Embedded Systems Security に接続した場合、フォルダー名は[Kaspersky Embedded Systems Security]です。

アプリケーションコンソールツリー

アプリケーションコンソールツリーには、[Kaspersky Embedded Systems Security]フォルダーと製品の機能コンポーネントのサブフォルダーが表示されます。

Kaspersky Embedded Systems Security]フォルダーには、次のサブフォルダーが含まれます:

  • コンピューターのリアルタイム保護:コンピューターのリアルタイム保護タスクと KSN サービスを管理します。[コンピューターのリアルタイム保護]フォルダーでは、次のタスクを設定できます:
    • ファイルのリアルタイム保護
    • KSN の使用
    • 脆弱性攻撃ブロック
  • コンピューターの管理:保護対象デバイスにインストールされたアプリケーションの起動や外部デバイスの接続を制御します。[コンピューターの管理]フォルダーでは、次のタスクを設定できます:
    • アプリケーション起動コントロール
    • デバイスコントロール
    • ファイアウォール管理
  • ルールの自動生成:アプリケーション起動コントロールタスクおよびデバイスコントロールタスクでのグループおよびシステムルールの自動生成を設定します。
    • アプリケーション起動コントロールルールの自動生成
    • デバイスコントロールルールの自動生成
    • ルール生成グループタスク <タスク名>(存在する場合)

      グループタスクは Kaspersky Security Center を使用して作成されます。アプリケーションコンソールを使用してグループタスクを管理することはできません。

  • システム監査:ファイル動作コントロールと Windows イベントログ監視を設定します。
    • ファイル変更監視
    • Windows イベントログ監視
  • オンデマンドスキャン:オンデマンドスキャンタスクを管理します。各タスクに対して別々のフォルダーがあります:
    • オペレーティングシステムの起動時にスキャン
    • 簡易スキャン
    • 隔離のスキャン
    • アプリケーションの整合性チェック
    • カスタムタスク <タスク名>(存在する場合)

    フォルダーには、アプリケーションがインストールされ、カスタムタスク、およびグループオンデマンドタスクが作成され、Kaspersky Security Center を使用して保護対象デバイスに送信された時に作成されたシステムタスクが表示されます。

  • アップデート:Kaspersky Embedded Systems Security データベースおよびモジュールのアップデートを管理し、アップデートをローカルアップデートソースフォルダーにコピーします。このフォルダーには、各アップデートタスクを管理するためのサブフォルダーと、最後の定義データベースのロールバックが含まれています:
    • 定義データベースのアップデート
    • ソフトウェアモジュールのアップデート
    • アップデートのコピー
    • 定義データベースのロールバック

    フォルダーには、すべてのカスタムタスクと、Kaspersky Security Center を使用して作成され、保護対象デバイスに送信されたグループアップデートタスクが表示されます。

  • 保管領域:隔離とバックアップの設定を管理します。
    • 隔離
    • バックアップ
  • ログと通知:ローカルタスクログ、セキュリティログ、および Kaspersky Embedded Systems Security システム監査ログを管理します。
    • セキュリティログ
    • システム監査ログ
    • 実行ログ
  • ライセンス:Kaspersky Embedded Systems Security のライセンス情報ファイルを追加または削除し、ライセンスの詳細を表示します。

詳細ペイン

詳細ペインに、選択したフォルダーの情報が表示されます。[Kaspersky Embedded Systems Security]フォルダーを選択した場合、詳細ペインには現在のデバイスの保護ステータスに関する情報と、Kaspersky Embedded Systems Security の機能コンポーネントの保護ステータスおよびライセンスの有効期限日に関する情報が表示されます。

[Kaspersky Embedded Systems Security]フォルダーのコンテキストメニュー

Kaspersky Embedded Systems Security]フォルダーのコンテキストメニューの項目を使用して、次の操作を行えます:

  • 別のコンピューターに接続:別のデバイスにインストールされている Kaspersky Embedded Systems Security を管理するには、そのデバイスに接続します。[Kaspersky Embedded Systems Security]フォルダーの詳細ペインの右下にあるリンクをクリックして、この操作を実行することもできます。
  • サービスの起動 / サービスの停止アプリケーションまたは選択したタスクを開始または停止します。この操作を実行するために、ツールバーのボタンを使用できます。また、これらの操作をアプリケーションのタスクのコンテキストメニューで実行することもできます。
  • リムーバブルドライブスキャンを設定:USB ポートを介して保護対象デバイスに接続されているリムーバブルドライブのスキャンを設定します。

  • 信頼ゾーンの設定信頼ゾーンの設定を表示および編集します。
  • アプリケーション管理のユーザー権限の変更:Kaspersky Embedded Systems Security の各種機能にアクセスするための権限を確認および設定します。
  • Kaspersky Security サービス管理のユーザー権限の変更Kaspersky Security サービスを管理するユーザー権限を確認および設定します。
  • 設定のエクスポートアプリケーション設定を XML 形式で設定ファイルに保存します。この操作は、アプリケーションタスクのコンテキストメニューで実行することもできます。
  • 設定のインポートXML 形式の設定ファイルからアプリケーション設定をインポートします。この操作は、アプリケーションタスクのコンテキストメニューで実行することもできます。
  • アプリケーションと使用可能なモジュールアップデートの情報:Kaspersky Embedded Systems Security や、現在使用可能なアプリケーションモジュールのアップデートに関する情報を参照してください。
  • 最新の情報に更新:アプリケーションコンソールウィンドウの内容を更新します。この操作は、アプリケーションタスクのコンテキストメニューで実行することもできます。
  • プロパティ:Kaspersky Embedded Systems Security または選択したタスクを表示および設定します。この操作は、アプリケーションタスクのコンテキストメニューで実行することもできます。

    また、[Kaspersky Embedded Systems Security]フォルダーの詳細ペインにある[アプリケーションのプロパティ]を使用するか、ツールバーにあるボタンを使用することもできます。

  • ヘルプ:Kaspersky Embedded Systems Security ヘルプの情報を表示します。この操作は、アプリケーションタスクのコンテキストメニューで実行することもできます。

Kaspersky Embedded Systems Security タスクのツールバーとコンテキストメニュー

Kaspersky Embedded Systems Security タスクを、アプリケーションコンソールツリーにある各タスクのコンテキストメニューの項目を使用して管理できます。

コンテキストメニューの項目を使用して次の操作を実行できます:

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