アプリケーションコンソールからの全般的なアプリケーション設定

2023年2月20日

ID 148331

Kaspersky Embedded Systems Security の全般設定とトラブルシューティングの設定では、本製品の全般的な動作の条件を設定します。これらの設定では、Kaspersky Embedded Systems Security で使用される処理対象プロセスの数を制御したり、異常終了後に Kaspersky Embedded Systems Security のタスクを復元できるようにしたり、ログを維持したり、異常終了時に Kaspersky Embedded Systems Security のダンプファイルを作成できるようにしたり、その他の全般的な設定を行ったりすることができます。

Kaspersky Security Center アクティブポリシーによってこれらの設定への変更がブロックされている場合、アプリケーションコンソールではアプリケーションの設定を実行できません。

Kaspersky Embedded Systems Security を設定するには:

  1. アプリケーションコンソールツリーで、[Kaspersky Embedded Systems Security]フォルダーを選択して、次のいずれかを行います:
    • フォルダーの詳細ペインにある[アプリケーションのプロパティ]をクリックする。
    • フォルダーのコンテキストメニューで[プロパティ]を選択する。

    アプリケーションの設定]ウィンドウが表示されます。

  2. 表示されたウィンドウで、必要に応じて Kaspersky Embedded Systems Security の全般設定を設定します:
    • スケーラビリティとインターフェイス]タブでは、次を設定できます:
      • スケーラビリティ設定]セクション:
        • コンピューターのリアルタイム保護の対象プロセスの数
        • バックグラウンドのオンデマンドスキャンタスクの処理対象プロセスの数

    • セキュリティと信頼性]タブでは、次を設定できます:
      • パスワードによる保護の設定]セクションで、アプリケーションプロセスの保護を設定します。
      • パスワードによる保護の設定]セクションで、アプリケーション機能のパスワードによる保護を設定します。
      • クラッシュした場合、[セルフディフェンス]セクションで、オンデマンドスキャンタスクの復元を試行する回数を指定します。

    • オンデマンドスキャンタスクの復元回数上限(回)]セクションで、UPS 電源への切り替え後に Kaspersky Embedded Systems Security により実行される動作を指定します。
    • スキャン設定]タブ:
      • スキャン後にファイル属性を復元する
      • スレッドのスキャン時に CPU の使用を制限する
      • 上限(パーセント)
      • スキャン中に作成された一時ファイルのフォルダー
    • 接続設定]タブ:
      • プロキシサーバーの設定]セクションで、プロキシサーバーの設定を指定します。
      • プロキシサーバーの認証設定]セクションで、プロキシサーバーでの認証に必要な認証種別と詳細を指定します。
      • ライセンス]セクションで、Kaspersky Security Center がアプリケーションのアクティベーション用のプロキシサーバーとして使用されるかどうかを指定します。
    • トラブルシューティング]タブ:
      • アプリケーションでデバッグ情報をファイルに書き込む場合は、[トラブルシューティング設定]サブセクションで[トレースを有効にする]をオンにします。
      • トレースファイル用フォルダー]フィールドに、Kaspersky Embedded Systems Security がトレースファイルを保存するローカルフォルダーへの絶対パスを指定します。

        フォルダーは事前に作成する必要があり、SYSTEM アカウントで書き込み可能である必要があります。ネットワークフォルダー、ドライブ、および環境変数は指定できません。

      • デバッグ情報の詳細レベルを設定します。
      • トレースファイルの最大サイズを指定します。

        使用可能な値:1 ~ 4095 MB。既定では、トレースファイルの最大サイズは 50 MB に設定されています。

      • トレースファイルの最大数に達した後、アプリケーションが最も古いファイルを削除するようにするには、[古いトレースファイルを削除する]をオンにします。
      • 1 つのトレースログの最大ファイル数を指定します。

        使用可能な値:1 ~ 999。既定では、ファイルの最大数は 5 に設定されています。このフィールドは、[古いトレースファイルを削除する]がオンになっている場合にのみ使用できます。

      • ダンプファイルを作成する場合は、[ダンプファイルの作成]をオンにしてください。
      • ダンプファイル用フォルダー]フィールドに、Kaspersky Embedded Systems Security がダンプファイルを保存するローカルフォルダーへの絶対パスを指定します。

        フォルダーは事前に作成する必要があり、SYSTEM アカウントで書き込み可能である必要があります。ネットワークフォルダー、ドライブ、および環境変数は指定できません。

      Kaspersky Embedded Systems Security では、暗号化されていない形式でトレースファイルとダンプファイルに情報を書き込みます。ファイルが保存されるフォルダーはユーザーが選択し、オペレーティングシステムの設定と Kaspersky Embedded Systems Security の設定によって管理されます。アクセス権限を設定して、必要なユーザーのみにログやトレースファイル、ダンプファイルへのアクセスを許可することができます。

  3. OK]をクリックします。

Kaspersky Embedded Systems Security 設定が保存されます。

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