保護範囲の作成
保護範囲の作成
ファイルのリアルタイム保護のタスク範囲を作成する手順は、ネットワークファイルリソースのビューに応じて異なります。ネットワークファイルリソースをツリーまたはリストとして表示できます(既定として設定)。
タスクに新しい保護範囲設定を適用するには、ファイルのリアルタイム保護タスクを再起動する必要があります。
ネットワークファイルリソースツリーを使用して保護範囲を作成するには:
- [保護範囲の設定]ウィンドウを開きます。
- ウィンドウの左側のセクションでネットワークファイルリソースツリーを開き、すべてのフォルダーとサブフォルダーを表示します。
- 次の操作を実行します:
- 保護範囲から個別のフォルダーを除外するには、除外したいフォルダーの名前の横にあるチェックボックスをオフにします。
- 個別のフォルダーを保護範囲に含めるには、[マイコンピューター]をオフにして、次の操作を行います:
- 同じ種別のすべてのドライブを保護範囲に含める場合は、対象のディスク種別の名前の横にあるチェックボックスをオンにします。たとえば、デバイス上のすべてのリムーバブルドライブを追加する場合は、[リムーバブルドライブ]をオンにします。
- 特定の種別の個々のディスクを保護範囲に含める場合は、その種別のドライブのリストを含むフォルダーを展開し、対象のドライブの名前の横にあるチェックボックスをオンにします。たとえば、リムーバブルドライブ F: を選択する場合は、[リムーバブルドライブ]フォルダーを展開し、ドライブ F: のチェックボックスをオンにします。
- ドライブ上のフォルダーまたはファイルを 1 つのみ含める場合は、そのフォルダーまたはファイルの名前の横にあるチェックボックスをオンにします。
- [保存]をクリックします。
[保護範囲の設定]ウィンドウが閉じます。新しい設定が保存されます。
ネットワークファイルリソースリストを使用して保護範囲を作成するには:
- [保護範囲の設定]ウィンドウを開きます。
- 個別のフォルダーを保護範囲に含めるには、[マイコンピューター]をオフにして、次の操作を行います:
- 保護範囲を右クリックして、コンテキストメニューを開きます。
- ボタンのコンテキストメニューで、[保護範囲の追加]を選択します。
- [保護範囲の追加]ウィンドウでオブジェクトの種別を選択し、保護範囲に追加します:
- 定義済みの範囲:いずれかの定義済み範囲をデバイスの保護範囲に含めます。ドロップダウンリストで、目的の保護範囲を選択します。
- ディスク、フォルダー、またはネットワークの場所:個別のドライブ、フォルダー、またはネットワークオブジェクトを保護範囲に含めます。[参照]をクリックして目的の範囲を選択します。
- ファイル:個別のファイルを保護範囲に含めます。[参照]をクリックして目的の範囲を選択します。
オブジェクトが既に保護範囲からの除外対象として追加されている場合、保護範囲には追加できません。
- 保護範囲から個別のフォルダーを除外するには、これらのフォルダーの名前の横にあるチェックボックスをオフにするか、次の手順を実行します:
- 保護範囲を右クリックして、コンテキストメニューを開きます。
- コンテキストメニューで、[除外の追加]を選択します。
- [除外の追加]ウィンドウで、保護範囲にオブジェクトを追加する時に使用する手順に従い、保護範囲からの除外対象として追加するオブジェクトの種別を選択します。
- 保護範囲または既存の除外対象を変更するには、該当する保護範囲のコンテキストメニューで[範囲の編集]を選択します。
- ネットワークファイルリソースのリストに以前追加した保護範囲または除外対象を非表示にするには、該当する保護範囲のコンテキストメニューで[リストから削除]を選択します。
保護範囲がネットワークファイルリソースリストから削除された時に、ファイルのリアルタイム保護タスクの範囲から除外されます。
- [保存]をクリックします。
[保護範囲の設定]ウィンドウが閉じます。新しい設定が保存されます。
ファイルのリアルタイム保護タスクは、デバイスのファイルリソースツリーのフォルダーが 1 つ以上保護範囲に含まれている場合に開始できます。
複雑な保護範囲が指定されている場合(たとえば、デバイスのファイルリソースツリーで複数のフォルダーが指定され、それらのセキュリティ設定の値が異なる場合)、オブジェクトがアクセスされた時のスキャン速度が低下する場合があります。
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