仮想保護範囲について

2023年2月20日

ID 148372

Kaspersky Embedded Systems Security では、ハードディスクとリムーバブルドライブ上の既存のフォルダーとファイルだけでなく、様々なアプリケーションやサービスによって保護対象デバイス上に動的に作成されたドライブもスキャンすることができます。

保護範囲にすべてのデバイスオブジェクトが含まれている場合、これらのダイナミックフォルダーも自動的に保護範囲に含まれます。ただし、これらのダイナミックフォルダーのセキュリティ設定に特定の値を指定する場合、または保護の対象としてデバイスの一部のみを選択した後で、仮想ドライブ、ファイル、またはフォルダーを保護範囲に追加する場合は、最初にそれらをアプリケーションコンソールで作成する(つまり、仮想保護範囲を指定する)必要があります。作成されたドライブ、ファイル、およびフォルダーはアプリケーションコンソールにのみ存在します。保護対象デバイスのファイル構造内には存在しません。

保護範囲の作成中に、親フォルダーを選択せずにすべてのサブフォルダーまたはファイルを選択した場合は、そこに表示されるすべての仮想フォルダーまたはファイルが自動的に保護範囲に含まれることはありません。これらの「仮想コピー」をアプリケーションコンソールで作成し、保護範囲に追加する必要があります。

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