デバイスコントロールルールの適用範囲の拡張
デバイスコントロールルールの適用範囲の拡張
自動生成された各デバイスコントロールルールが対応しているのは、1 台の外部デバイスのみです。ルールの使用範囲を手動で拡張するには、指定したルールのプロパティでデバイスインスタンスパスのマスクを設定します。
デバイスインスタンスパスのマスクを適用すると、指定するルールの合計数を減らすことができ、ルールの処理の複雑さを低減できます。ただし、ルールの使用範囲を拡張すると、外部デバイスの制御効率が低下する可能性があります。
デバイスコントロールルールのプロパティでデバイスインスタンスパスのマスクを適用するには:
- [デバイスコントロールルール]ウィンドウを開きます。
- 表示されたウィンドウでルールを選択し、マスク適用でそのプロパティを使用します。
- 選択したデバイスコントロールルールをダブルクリックして、[ルールのプロパティ]ウィンドウを開きます。
- 表示されたウィンドウで、次の操作を行います:
- 選択したルールにより、デバイスの製造元に関する指定された情報に適合するすべての外部デバイスへの接続を許可する場合は、[製造元(VID)]フィールドの横にある[マスクを使用]をオンにします。
- 選択したルールにより、コントローラーの種別に関する指定された情報に適合するすべての外部デバイスへの接続を許可する場合は、[コントローラーの種別(PID)]フィールドの横にある[マスクを使用]をオンにします。
- 選択したルールにより、デバイスのシリアル番号に関する指定された情報に適合するすべての外部デバイスへの接続を許可する場合は、[シリアル番号]フィールドの横にある[マスクを使用]をオンにします。
1 つ以上のフィールドで[マスクを使用]をオンにすると、チェックボックスがオンのフィールドのデータが * の文字で置き換えられ、ルールの適用時に考慮されなくなります。
- 選択した USB デバイスにアクセスできるユーザーアカウントまたはユーザーグループを指定します。オペレーティングシステムは、接続されているすべての USB デバイスを表示します。それぞれのアクセス権を持つ USB デバイスのみにアクセスできます。
- 必要に応じて、ルールに関する追加情報を[ユーザーまたはユーザーグループ]に入力します。たとえば、ルールによって影響を受けるデバイスの情報を入力します。
- [OK]をクリックします。
新しく設定されたルールのプロパティが保存されます。ルールの使用範囲は、指定されたデバイスインスタンスパスのマスクに従って拡張されます。
この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。