ファイル変更監視タスクの設定

ファイル変更監視タスクの全般的な設定を行うには：

1. アプリケーションコンソールツリーで、［システム監査］フォルダーを展開します。
2. ［ファイル変更監視］サブフォルダーを選択します。
3. ［ファイル変更監視］フォルダーの結果ペインで、［プロパティ］をクリックします。

   ［タスクの設定］ウィンドウが表示されます。

4. 表示されたウィンドウの［全般］タブで、次の設定を行います：
   1. ［監視中断期間におけるファイル操作の情報を記録する］をオフまたはオンにします。

      このチェックボックスで、何らかの理由でタスクが実行されていない場合（ハードディスクの取り外し、ユーザーによるタスク停止、ソフトウェアエラー）における、ファイル変更監視タスク設定で指定したファイル操作の監視を有効または無効にできます。

      このチェックボックスをオンにすると、ファイル変更監視タスクが実行されていない時、Kaspersky Embedded Systems Security はすべての監視範囲のイベントを記録します。

      このチェックボックスをオフにすると、タスクが実行中でない時には、監視範囲のファイル操作を記録しません。

      既定では、このチェックボックスはオンです。

   2. ［USN ログを不正に利用しようとする動作をブロックする］をオフまたはオンにします。

      USN ログの保護を有効または無効にできます。

      このチェックボックスをオンにすると、Kaspersky Embedded Systems Security は USN ログの削除、または USN ログの内容への不正アクセスをブロックします。

      このチェックボックスをオフにすると、USN ログの変更は監視されません。

      既定では、このチェックボックスはオンです。

   3. 必要に応じて、［信頼ゾーンを適用する］をオンまたはオフにします。

      ［信頼ゾーンを適用する］がオンの場合、［信頼ゾーン］に設定された［除外］と［信頼するプロセス］が、設定されたルールに加えて監視範囲に適用されます。

      ［信頼ゾーンを適用する］がオフの場合、［信頼ゾーン］に設定された［除外リスト］と［信頼するプロセス］は監視範囲に適用されません。

      既定では、このチェックボックスはオフです。

5. ［スケジュール］タブと［詳細設定］タブで、タスクの開始スケジュールを設定します。
6. ［OK］をクリックして、変更内容を保存します。

新しい設定は、実行中のタスクにすぐに適用されます。設定変更の日時に関する情報は、システム監査ログに保存されます。