スキャン範囲の作成

2023年2月20日

ID 148443

管理者のワークステーションにインストールされているアプリケーションコンソールを使用して、保護対象デバイス上の Kaspersky Embedded Systems Security をリモートで管理している場合は、保護対象デバイス上のフォルダーを表示できるように、保護対象デバイスの管理者グループのメンバーである必要があります。

Windows オペレーティングシステムによって、設定名が異なる場合があります。

オペレーティングシステム起動時のスキャンタスクおよび簡易スキャンタスクのスキャン範囲を変更する場合は、Kaspersky Embedded Systems Security 自体を修復することにより、これらのタスクの既定のスキャン範囲を復元できます([スタート]→[すべてのプログラム]→[Kaspersky Embedded Systems Security]→[Kaspersky Embedded Systems Security の変更または削除]の順に選択します)。セットアップウィザードで、[インストール済みコンポーネントの修復]をオンにして、[次へ]をクリックします。次に、[製品の推奨設定を復元する]をオンにします。

オンデマンドスキャンタスク範囲を作成する手順は、ネットワークファイルリソースの選択したビューに応じて異なります。ネットワークファイルリソースのビューは、ツリーまたはリストとして設定できます(既定のビュー)。

ネットワークファイルリソースツリーを使用してスキャン範囲を作成するには:

  1. スキャン範囲の設定]ウィンドウを開きます
  2. ウィンドウの左側のセクションでネットワークファイルリソースツリーを開き、すべてのフォルダーとサブフォルダーを表示します。
  3. 次の操作を実行します:
    • スキャン範囲から個別のフォルダーを除外するには、これらのフォルダーの名前の横にあるチェックボックスをオフにします。
    • 個別のフォルダーをスキャン範囲に含めるには、[マイコンピューター]をオフにして、次の操作を行います:
      • 特定の種別のすべてのドライブをスキャン範囲に含める場合は、対象のドライブ種別の名前の横にあるチェックボックスをオンにします。たとえば、保護対象デバイス上のすべてのリムーバブルドライブを追加する場合は、[リムーバブルドライブ]をオンにします。
      • 特定の種別の個々のドライブをスキャン範囲に含める場合は、その種別のドライブを含むフォルダーを展開し、対象のドライブの名前の横にあるチェックボックスをオンにします。たとえば、リムーバブルドライブの F: ドライブを選択する場合は、[リムーバブルドライブ]フォルダーを展開し、F: ドライブのチェックボックスをオンにします。
      • ドライブ上のフォルダーまたはファイルを 1 つのみ含める場合は、そのフォルダーまたはファイルの名前の横にあるチェックボックスをオンにします。
  4. 保存]をクリックします。

スキャン範囲の設定]ウィンドウが終了します。新しい設定が保存されます。

ネットワークファイルリソースリストを使用してスキャン範囲を作成するには:

  1. スキャン範囲の設定]ウィンドウを開きます
  2. 個別のフォルダーをスキャン範囲に含めるには、[マイコンピューター]をオフにして、次の操作を行います:
    1. スキャン範囲を右クリックして、コンテキストメニューを開きます。
    2. ボタンのコンテキストメニューで、[スキャン範囲を追加]を選択します。
    3. 表示された[スキャン範囲を追加]ウィンドウで、追加するオブジェクトの種別を選択します:
      • 定義済みの範囲:保護対象デバイスでいずれかの定義済み範囲を追加します。ドロップダウンリストで、目的のスキャン範囲を選択します。
      • ディスク、フォルダー、またはネットワークの場所:個別のドライブ、フォルダー、またはネットワークオブジェクトをスキャン範囲に含めます。[参照]をクリックして目的の範囲を選択します。
      • ファイル:個別のファイルをスキャン範囲に含めます。[参照]をクリックして目的の範囲を選択します。

      オブジェクトが既にスキャン範囲からの除外対象として追加されている場合、スキャン範囲には追加できません。

  3. スキャン範囲から個別のフォルダーを除外するには、これらのフォルダーの名前の横にあるチェックボックスをオフにするか、次の手順を実行します:
    1. スキャン範囲を右クリックして、コンテキストメニューを開きます。
    2. コンテキストメニューで、[除外の追加]を選択します。
    3. 除外の追加]ウィンドウで、スキャン範囲にオブジェクトを追加する手順と同様に、スキャン範囲からの除外対象として追加するオブジェクトの種別を選択します。
  4. スキャン範囲または追加する除外対象を変更するには、該当するスキャン範囲のコンテキストメニューで[範囲の編集]を選択します。
  5. ネットワークファイルリソースのリストに以前追加したスキャン範囲または除外対象を非表示にするには、該当するスキャン範囲のコンテキストメニューで[リストから削除]を選択します。

    スキャン範囲がネットワークファイルリソースリストから削除された時に、オンデマンドスキャンタスクの範囲から除外されます。

  6. 保存]をクリックします。

スキャン範囲の設定]ウィンドウが終了します。新しい設定が保存されます。

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