駆除または削除前のオブジェクトのバックアップについて

2023年2月20日

ID 148477

Kaspersky Embedded Systems Security では、感染分類されたオブジェクトの暗号化されたコピーが、駆除または削除の前にバックアップに保存されます。

オブジェクトが複合オブジェクトの一部である場合(アーカイブの一部である場合など)は、複合オブジェクト全体がバックアップに保存されます。たとえば、メールデータベースの 1 つのオブジェクトの感染が検知された場合は、そのメールデータベース全体がバックアップされます。

バックアップにあるオブジェクトのサイズが大きいと、システムの速度が低下したり、ハードディスクの使用可能なディスク容量が減ったりする場合があります。

ファイルはバックアップから、元のフォルダーや、保護対象デバイスまたはローカルエリアネットワークの他のデバイスの別のフォルダーに復元できます。たとえば、感染したファイルに重要な情報が含まれていたが、整合性を損なったり情報を紛失したりすることなく駆除することができない場合に、ファイルをバックアップから復元できます。

バックアップからファイルを復元すると、保護対象デバイスが感染する可能性があります。

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