Kaspersky Embedded Systems Security の SNMP トラップオプションの説明と取り得る値

2023年2月20日

ID 190832

トラップオプションとその可能な値は、次の通りです:

  • eventDateAndTime:イベントの発生日時。
  • eventSeverity:重要度。

    オプションとして、次の値が使用されます:

    • critical (1) - 重要。
    • warning (2) - 警告。
    • info (3) - 情報。
  • userName:ユーザー名(例:感染したファイルにアクセスしようとしたユーザーの名前)。
  • computerName:保護対象デバイス名(例:感染したファイルにアクセスしようとしたユーザーの保護対象デバイスの名前)。
  • eventSource:イベントが生成された機能コンポーネント。

    オプションとして、次の値が使用されます:

    • unknown (0) - 不明な機能コンポーネント。
    • quarantine (1) - 隔離。
    • backup (2) - バックアップ。
    • reporting (3) - 実行ログ。
    • updates (4) - アップデート。
    • realTimeProtection (5) - ファイルのリアルタイム保護。
    • onDemandScanning (6) - オンデマンドスキャン。
    • product (7) - 個々のコンポーネントの操作ではなく Kaspersky Embedded Systems Security 全体の操作に関連するイベント
    • systemAudit (8) - システム監査ログ。
  • eventReason:イベントトリガー:イベントを引き起こすもの。

    オプションとして、次の値が使用されます:

    • reasonUnknown(0) - 不明な理由。
    • reasonInvalidSettings (1) - バックアップイベントと隔離イベントのみ。隔離またはバックアップが利用できない場合に表示される(アクセス権限が不十分か、ネットワークパスが指定されているなど、隔離設定でのフォルダー指定に誤りがある)。この場合、既定のバックアップフォルダーまたは隔離フォルダーが使用される。
  • objectName:オブジェクト名(例:ウイルスが検知されたファイルの名前)。
  • threatName:ウイルス百科事典の分類に基づいたオブジェクトの名前。この名前は、オブジェクトの検知時に Kaspersky Embedded Systems Security によって返される名前に含まれます。タスク実行ログで、検知されたオブジェクトの名前を表示できます。
  • detectType:検知したオブジェクトの種別。

    オプションとして、次の値が使用されます:

    • undefined (0) - 未定義。
    • virware - 古典的なウイルスおよびネットワークワーム。
    • trojware - トロイの木馬。
    • malware - その他の悪意のあるアプリケーション。
    • adware - 広告目的のソフトウェア。
    • pornware - アダルトソフトウェア。
    • riskware:ユーザーのデバイスまたはデータを損傷させるために侵入者が使用している可能性がある正規アプリケーション。
  • detectCertainty:検知された脅威が実際の脅威であるかの検知の信頼度。

    オプションとして、次の値が使用されます:

    • Suspicion(感染の可能性あり) - Kaspersky Embedded Systems Security により、オブジェクトコードのセクションと既知の悪意のあるコードのセクションの部分一致が検知されている。
    • Sure(感染) - Kaspersky Embedded Systems Security により、オブジェクトコードのセクションと既知の悪意のあるコードのセクションの完全一致が検知されている。
  • days:日数(例:ライセンスの有効期限までの日数)。
  • errorCode:エラーコード。
  • knowledgeBaseId:ナレッジベースの記事のアドレス(例:特定のエラーについて説明している記事のアドレス)。
  • taskName:タスク名。
  • updaterErrorEventReason:アップデートエラーの理由。

    オプションとして、次の値が使用されます:

    • reasonUnknown(0) - 不明な理由。
    • reasonAccessDenied - アクセスが拒否された。
    • reasonUrlsExhausted - アップデート元リストにあるどのアップデート元にも接続できなかった。
    • reasonInvalidConfig - 設定ファイルが無効。
    • reasonInvalidSignature - 署名が無効。
    • reasonCantCreateFolder - フォルダーを作成できない。
    • reasonFileOperError - ファイルのエラー。
    • reasonDataCorrupted - オブジェクトが破損している。
    • reasonConnectionReset - 接続がリセットされた。
    • reasonTimeOut - 接続がタイムアウトした。
    • reasonProxyAuthError - プロキシの認証エラー。
    • reasonServerAuthError - サーバーの認証エラー。
    • reasonHostNotFound - デバイスが見つからない。
    • reasonServerBusy - サーバーを使用できない。
    • reasonConnectionError - 接続エラー。
    • reasonModuleNotFound - オブジェクトが見つからない。
    • reasonBlstCheckFailed(16) - ライセンス情報の拒否リストを確認中にエラーが発生した。アップデート時点でデータベースのアップデートが公開中であった可能性があります。数分後に再度アップデートを実行してください。
  • storageObjectNotAddedEventReason:オブジェクトのバックアップまたは隔離が実行されなかった理由。

    オプションとして、次の値が使用されます:

    • reasonUnknown(0) - 不明な理由。
    • reasonStorageInternalError - データベースのエラー。Kaspersky Embedded Systems Security を復元する必要があります。
    • reasonStorageReadOnly - データベースが読み取り専用になっている。Kaspersky Embedded Systems Security を復元する必要があります。
    • reasonStorageIOError - 入力-出力エラー:a) Kaspersky Embedded Systems Security が破損している。Kaspersky Embedded Systems Security を復元する必要があります。b) Kaspersky Embedded Systems Security ファイルのディスクが破損している。
    • reasonStorageCorrupted - 保管領域が破損している。Kaspersky Embedded Systems Security を復元する必要があります。
    • reasonStorageFull - データベースの空き容量がない。空きディスク容量が必要です。
    • reasonStorageOpenError - データベースファイルを開けない。Kaspersky Embedded Systems Security を復元する必要があります。
    • reasonStorageOSFeatureError - 一部のオペレーティングシステム機能が Kaspersky Embedded Systems Security の要件を満たしていない。
    • reasonObjectNotFound - 隔離に配置しようとしたオブジェクトがディスク上に存在しない。
    • reasonObjectAccessError - Backup API を使用する十分な権限がない。操作を行うために使用されているアカウントには、Backup Operator 権限がありません。
    • reasonDiskOutOfSpace - ディスクの空き容量が不十分。

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