Web コンソールおよび Cloud コンソールを使用した Kaspersky Embedded Systems Security の管理

2023年2月20日

ID 192386

Kaspersky Embedded Systems Security がインストールされ、管理グループに含まれた複数の保護対象デバイスを、Kaspersky Embedded Systems Security Web プラグインを使用することで集中管理できます。Kaspersky Security Center Web コンソールおよび Kaspersky Security Center Cloud コンソールでは、管理グループの各保護対象デバイスの操作設定を個別に設定することもできます。

管理グループは、Kaspersky Security Center Web コンソールで手動で作成されます。グループには、Kaspersky Embedded Systems Security がインストールされている複数のデバイスが含まれます。それらのデバイスに対して、同一の管理や保護を設定できます。管理グループの使用の詳細については、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。

保護対象デバイスにインストールされている Kaspersky Embedded Systems Security の動作が Kaspersky Security Center のアクティブポリシーによって制御されている場合、単一の保護対象デバイスに対するアプリケーション設定は編集できません。

Kaspersky Security Center Web コンソールから Kaspersky Embedded Systems Security を管理するには、次の方法を実行します:

  • Kaspersky Security Center のポリシーを使用する:Kaspersky Security Center のポリシーでは、デバイスグループに対して同一の保護をリモートで設定できます。アクティブポリシーで指定されるタスク設定は、アプリケーションコンソールでローカルで指定されるタスク設定や Kaspersky Security Center Web コンソールのデバイスのプロパティウィンドウでリモートで指定されるタスク設定よりも優先度が高いです。ポリシーを使用して、アプリケーションの全般的な設定、コンピューターのリアルタイム保護タスクの設定、ローカル活動の管理タスクの設定、およびスケジュールによるローカルシステムタスクの開始設定を編集できます。
  • Kaspersky Security Center のグループタスクを使用する:Kaspersky Security Center のグループタスクでは、デバイスグループに対して、有効期限があるタスクの共通設定をリモートで編集できるようになります。グループタスクを使用して、製品をアクティベートしたり、オンデマンドスキャンタスクの設定、アップデートタスクの設定、アプリケーション起動コントロールルールの自動生成タスクの設定を編集したりできます。
  • 特定のデバイスのタスクを使用する:特定のデバイスのタスクを使用すると、どの管理グループにも属していない保護対象デバイスに対して、共通のタスク設定(実行可能な期間に制限あり)をリモートで編集できます。
  • 単一のデバイスのプロパティウィンドウを使用する:デバイスのプロパティウィンドウで、管理グループに含まれる個別の保護対象デバイスに対して、タスクをリモートで設定できます。選択した保護対象デバイスが、Kaspersky Security Center のアクティブポリシーによって制御されていない場合、アプリケーションの全般的な設定とすべての Kaspersky Embedded Systems Security タスクの設定の両方を編集できます。

Kaspersky Security Center Web コンソールおよび Kaspersky Security Center Cloud コンソールを使用すると、アプリケーションや高度な機能を設定し、ログや通知を利用できます。個別の保護対象デバイスだけでなく、保護対象デバイスのグループに対してもこれらの設定ができます。

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