ローカルのシステムタスクのスケジュールによる開始の設定

2023年2月20日

ID 192815

ポリシーを使用して、ローカルシステムのオンデマンドスキャンタスクとアップデートタスクの開始を許可またはブロックできます。これは、管理グループ内の各保護対象デバイスでローカルに設定されたスケジュールに従って実行されます。

  • 特定の種類のローカルシステムタスクの開始スケジュールがポリシーによって禁止される場合、これらのタスクは保護対象デバイス上でスケジュールどおりに実行されません。ローカルシステムタスクは手動で開始できます。
  • 特定の種類のローカルシステムタスクの開始スケジュールがポリシーによって許可されている場合、これらのタスクは、このタスクに対してローカルに設定されたスケジュールパラメータに従って実行されます。

既定では、ローカルシステムタスクの開始はポリシーによって禁止されています。

アップデートまたはオンデマンドスキャンが Kaspersky Security Center グループタスクによって管理されている場合、ローカルシステムタスクの開始を許可しないことをお勧めします。

グループアップデートまたはオンデマンドスキャンタスクを使用しない場合は、ポリシーでローカルシステムタスクの開始を許可します。Kaspersky Embedded Systems Security は既定のスケジュールに従って定義データベースおよびモジュールのアップデートを実行し、すべてのローカルシステムのオンデマンドスキャンタスクを開始します。

ポリシーを使用して、次のローカルのシステムタスクに対するスケジュールによる開始を許可またはブロックできます:

  • オンデマンドスキャンタスク:簡易スキャン、隔離のスキャン、オペレーティングシステムの起動時にスキャン、アプリケーションの整合性チェック、ベースラインに基づくファイル変更監視。
  • アップデートタスク:定義データベースのアップデート、ソフトウェアモジュールのアップデート、アップデートのコピー。

保護対象デバイスが管理グループから除外される場合、ローカルのシステムタスクのスケジュールは自動的に有効になります。

Kaspersky Embedded Systems Security のローカルのシステムタスクのスケジュールによる開始をポリシーで許可またはブロックするには:

  1. Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス] - [ポリシーとプロファイル]の順に選択します。
  2. 設定するポリシー名をクリックします。
  3. 表示されたポリシーのプロパティウィンドウで、[アプリケーションの設定]タブを選択します。
  4. アプリケーションの設定]セクションを選択します。
  5. ローカルシステムタスクの実行]サブセクションの[設定]をクリックします。
  6. 以下の表に、設定方法を示します。

    ローカルシステムタスクのスケジュールによる開始の設定

    設定

    説明

    オンデマンドスキャンタスクの実行を許可

    チェックボックスをオンまたはオフにして、オンデマンドスキャンタスクのスケジュールされた起動を許可または禁止します。

    アップデートタスクとアップデートのコピータスクの実行を許可

    チェックボックスをオンまたはオフにして、アップデートタスクとアップデートのコピータスクのスケジュールされた起動を許可または禁止します。

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