Web プラグインでのトラブルシューティング設定

2023年2月20日

ID 193255

Kaspersky Embedded Systems Security の動作中に問題が発生した場合(Kaspersky Embedded Systems Security のクラッシュなど)、診断できます。診断するには、Kaspersky Embedded Systems Security プロセスのトレースファイルやダンプファイルの作成を有効にし、作成したファイルを解析のため Kaspersky Technical Support に提出します。

Kaspersky Embedded Systems Security からは、トレースファイルまたはダンプファイルは自動的に送信されません。診断データは、必要な権限を持つユーザーのみが送信できます。

Kaspersky Embedded Systems Security では、暗号化されていない形式でトレースファイルとダンプファイルに情報を書き込みます。ファイルが保存されるフォルダーはユーザーが選択し、オペレーティングシステムの設定と Kaspersky Embedded Systems Security の設定によって管理されます。アクセス権限を設定して、必要なユーザーのみにログやトレースファイル、ダンプファイルへのアクセスを許可することができます。

Kaspersky Security Center でトラブルシューティングを設定するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールで、[アプリケーションの設定]を開きます。
  2. トラブルシューティング]セクションを開きます。
  3. アプリケーションでデバッグ情報をファイルに書き込む場合は、[トラブルシューティング設定]サブセクションで[トレースを有効にする]をオンにします。
  4. トレースファイル用フォルダー]フィールドに、Kaspersky Embedded Systems Security がトレースファイルを保存するローカルフォルダーへの絶対パスを指定します。

    フォルダーは事前に作成する必要があり、SYSTEM アカウントで書き込み可能である必要があります。ネットワークフォルダー、ドライブ、および環境変数は指定できません。

  5. デバッグ情報の詳細レベルを設定します。
  6. トレースファイルの最大サイズ(MB)]を指定します。

    使用可能な値:1 ~ 4095 MB。既定では、トレースファイルの最大サイズは 50 MB に設定されています。

  7. トレースファイルの最大数に達した後、アプリケーションが最も古いファイルを削除するようにするには、[古いトレースファイルを削除する]をオンにします。
  8. トレースログあたりの最大ファイル数を指定します。

    使用可能な値:1 ~ 999。既定では、ファイルの最大数は 5 に設定されています。このフィールドは、[古いトレースファイルを削除する]がオンになっている場合にのみ使用できます。

  9. ダンプファイルを作成する場合は、[ダンプファイルの作成]をオンにしてください。
  10. ダンプファイル用フォルダー]フィールドに、Kaspersky Embedded Systems Security がダンプファイルを保存するローカルフォルダーへの絶対パスを指定します。

    フォルダーは事前に作成する必要があり、SYSTEM アカウントで書き込み可能である必要があります。ネットワークフォルダー、ドライブ、および環境変数は指定できません。

  11. OK]をクリックします。

アプリケーションの設定内容が保護対象デバイスに適用されます。

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