Kaspersky Security Center のレポート

2023年2月20日

ID 193259

Kaspersky Security Center のレポートには、管理対象デバイスのステータスに関する情報が含まれます。レポートは管理サーバーに保存される情報に基づきます。

Kaspersky Security Center 11 より、Kaspersky Embedded Systems Security で次の種別のレポートが利用できるようになりました:

  • アプリケーションコンポーネントのステータスに関するレポート
  • 禁止されたアプリケーションに関するレポート
  • テストモードで禁止されたアプリケーションに関するレポート

Kaspersky Security Center のレポートやその設定方法の詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプをご参照ください。

Kaspersky Embedded Systems Security のコンポーネントステータスに関するレポート

すべてのネットワークデバイスの保護ステータスを監視して、各デバイスで設定されているコンポーネントの構造化された概要を取得できます。

レポートには、コンポーネントごとに以下のステータスのいずれかが表示されます:実行中一時停止済み停止済み誤動作未インストール開始中

未インストール]ステータスは、アプリケーション自体ではなくコンポーネントを参照します。アプリケーションがインストールされていない場合は、Kaspersky Security Center Web コンソールは N/A(利用不可)のステータスを割り当てます。

コンポーネントの選択を作成し、フィルターを使用して、指定されたコンポーネントのセットおよびその状態のネットワークデバイスを表示します。

選択の作成および利用の詳細については、『Kaspersky Security Center ヘルプ』を参照してください。

アプリケーションの設定でコンポーネントステータスを確認するには:

  1. Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス] - [管理対象デバイス]の順に選択します。
  2. 保護対象デバイスの名前をクリックします。
  3. 全般]タブで、[コンポーネント]セクションを選択します。
  4. ステータステーブルを確認します。

    脆弱性攻撃ブロックコンポーネントのステータスに関する情報は、このテーブルにはありません。

Kaspersky Security Center Web コンソールの標準レポートを確認するには:

  1. 監視とレポート] - [レポート]を選択します。
  2. 製品コンポーネントのステータスに関するレポート]のリスト項目を選択し、[レポートの表示]をクリックします。

    レポートが生成されます。

  3. 以下のレポートの詳細を確認します:
    • 図表。
    • コンポーネント、各コンポーネントがインストールされているネットワークデバイスの合計数、およびそれらが属するグループの概要のテーブル。
    • コンポーネントステータス、バージョン、デバイス、およびグループを指定する詳細なテーブル。

処理を実行モードおよび統計情報モードでのブロックされたアプリケーションのレポート

アプリケーション起動コントロールタスクの実行結果に基づいて、次の 2 種類のレポートを生成できます:禁止したアプリケーションのレポート(処理を実行モードでタスクを開始した場合)、テストモードで禁止したアプリケーションのレポート(統計のみモードでタスクを開始した場合)。これらのレポートは、ネットワークの保護対象デバイス上にあるブロックされたアプリケーションの情報を表示します。すべての管理グループに対して各レポートが生成され、保護対象デバイス上にインストールされたすべてのカスペルスキー製品からのデータを蓄積します。

統計のみモードで禁止されたアプリケーションに関するレポートを表示するには:

  1. アプリケーション起動コントロールタスクを統計のみモードで開始します。
  2. 監視とレポート] - [レポート]を選択します。
  3. テストモードで禁止されたアプリケーションに関するレポート]リストの項目の上で、[レポートの表示]をクリックします。

    レポートが生成されます。

  4. 以下のレポートの詳細を確認します:
    • ブロックされた起動が最も多いアプリケーションの上位 10 個を表示する図表。
    • ブロックされたアプリケーションについて、実行ファイルの名前、理由、ブロックの時刻、ブロックされたデバイスの数を示す概要のテーブル。
    • デバイス、ファイルパス、およびブロックの条件に関するデータを示す詳細なテーブル。

処理を実行モードで禁止されたアプリケーションに関するレポートを表示するには:

  1. アプリケーション起動コントロールタスクを処理を実行モードで開始します。
  2. 監視とレポート] - [レポート]を選択します。
  3. テストモードで禁止されたアプリケーションに関するレポート]リストの項目の上で、[レポートの表示]をクリックします。

    レポートが生成されます。

このレポートは、テストモードで禁止されたアプリケーションに関するレポートと同じブロックに関するデータで構成されます。

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