監視ルールの設定

2023年2月20日

ID 223006

監視ルールは、設定されたルールのリストの位置に沿って、連続して適用されます。

  1. Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス] - [ポリシーとプロファイル]の順に選択します。
  2. 設定するポリシー名をクリックします。
  3. 表示されたポリシーのプロパティウィンドウで、[アプリケーションの設定]タブを選択します。
  4. システム監査]セクションを選択します。
  5. レジストリアクセス監視]サブセクションの[設定]をクリックします。
  6. 表示される[レジストリアクセス監視]ウィンドウで、[レジストリアクセス監視の設定]タブを開きます。
  7. レジストリアクセス監視ルール]セクションで、[追加]をクリックします。
  8. レジストリアクセス監視領域]ウィンドウで、サポートされているマスクを使用して、[範囲内のレジストリ操作を監視する]にパスを指定します。

    ルールの作成時は、ルートキーにサポートされているマスクを使用しないでください。
    HKEY_CURRENT_USER などのルートキーのみを指定するか、HKEY_CURRENT_USER\* などのすべての子キーのマスクを持つルートキーのみを指定すると、指定された子キーのアドレス指定に関する大量の通知が生成され、システムパフォーマンスに問題が生じます。
    HKEY_CURRENT_USER などのルートキー、または HKEY_CURRENT_USER\* などのすべての子キーのマスクを持つルートキーを指定し、[ルールに基づき操作をブロック]モードをオンにすると、システムは OS の機能に必要なキーの読み取りや変更ができずに応答できなくなります。

  9. 選択した監視領域の[処理]タブで、必要に応じて処理のリストを設定します。
  10. 特定の[レジストリ値]を監視する場合、次の操作を行います:
    1. レジストリ値]タブで、[追加]をクリックします。
    2. レジストリ値のルール]ウィンドウで、[値のマスク]を入力し、必要な[操作のリスト]を設定します。
    3. OK]をクリックして、変更内容を保存します。
  11. 信頼するユーザー]を定義するには、次の操作を行います:
    1. 信頼するユーザー]タブで、[追加]をクリックします。
    2. ユーザー名]を入力するか[セキュリティ識別子(SID)を Everyone に設定]をクリックし、選択した処理の実行を許可するユーザーを定義します。
    3. OK]をクリックして、変更内容を保存します。

    既定では、Kaspersky Embedded Systems Security においては信頼するユーザーリストに記載されていないすべてのユーザーを信頼しないユーザーとして取り扱い、重要なイベントを生成します。信頼するユーザーの場合、統計が収集されます。

  12. レジストリアクセス監視領域]ウィンドウで[OK]をクリックして変更を保存します。

    指定したルール設定は、[レジストリアクセス監視]タスクの定義した監視範囲にすぐに適用されます。

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