64 ビット版オペレーティングシステムでの制限(インターネット セキュリティ 2020)
更新日: 2022年10月25日
Article ID: 15119
64 ビット版オペレーティングシステムでは、一部機能の動作が制限されます。
スクリーンショットの撮影からの保護の制限
64 ビット版の Windows 8.1 が動作するコンピューターで、セキュリティキーボード は表示されても保護されたブラウザーが開始されない場合、スクリーンショットの撮影からの保護機能は利用できません。
また、64 ビット版の Windows 8.1、Windows 10 が動作するコンピューターで ハードウェア仮想化(ハイパーバイザー)を使用した保護によって提供される保護には、次の制限があります:
- VMware 仮想化ハイパーバイザーなどのサードパーティ製ハイパーバイザーの実行中には利用できません。サードパーティ製ハイパーバイザーの終了後に、スクリーンショットに対する保護が再び利用できるようになります。
- コンピューターの CPU がハードウェア仮想化技術をサポートしていない場合には利用できません。CPU がハードウェア仮想化をサポートしているかの詳細については、コンピューターに付属のドキュメント、または CPU の開発元の テクニカルサポートへご確認ください。
- コンピューター上でハードウェア仮想化が 無効 の場合には使用できません。コンピューター上でハードウェア仮想化を有効にする方法について詳しくは、お使いのコンピューターの技術文書またはプロセッサの製造元の Web サイトを参照してください。
アプリケーションコントロールの制限
64 ビット版オペレーティングシステム上では、次の動作に対するアプリケーションの権限は設定できません。
- 物理メモリへの直接アクセス
- プリンタードライバーの管理
- サービスの作成
- サービスの読み取り
- サービスの編集
- サービスの再設定
- サービスの管理
- サービスの開始
- サービスの削除
- ブラウザの内部データへのアクセス
- オペレーティングシステムの重要なオブジェクトへのアクセス
- 保護された記憶域へのアクセス
- デバッグ権限の設定
- オペレーティングシステムのプログラムインターフェイスの使用(DNS を含む)