製品情報

2023年8月21日

ID 148021

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は、マルウェアとスパムに対して受信メールと送信メールを保護し、メッセージのコンテンツフィルタリングを実行して、Kaspersky Anti Targeted Attack プラットフォーム(以降「KATA」とも表記)と統合する場合に、企業の IT インフラストラクチャでの標的型攻撃の侵入からメールを保護します。

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server:

  • 受信メールメッセージと送信メールメッセージでスパムフィッシング、およびマルウェアをスキャンし、KATA と統合される場合は、企業の IT インフラストラクチャへの標的型攻撃の兆候がないかメッセージをスキャンします。

    定義データベースにまだ追加されていない新しい脅威に迅速に対応するために、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の保護コンポーネントは Kaspersky Security Network からの情報を活用します。

  • Kaspersky Security Network(以降「KSN」とも表記)に参加できない組織のために Kaspersky Private Security Network(以降「KPSN」とも表記)と統合します。

    KPSN と統合した後で、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は組織の外部にデータを送信せずに、KSN のレピュテーションデータベースを使用できます。

    Kaspersky Private Security Network を購入する場合は、お近くのカスペルスキー販売代理店にお問い合わせください。

  • ゼロデイ攻撃、標的型攻撃、持続的標的型攻撃(以降「APT 攻撃」とも表記)として知られる複雑な標的型攻撃などの脅威の検知のために、Kaspersky Anti Targeted Attack プラットフォームと統合します。

    KATA との統合の後で、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server はスキャンのためにメッセージのコピーを KATA に送信します。KATA のスキャン結果に基づいて、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は個々のメッセージをブロックします。

    Kaspersky Anti-Virus Targeted Attack プラットフォームプログラムを購入するには、カスペルスキーにお問い合わせください。

  • スパム、準スパム、マスメール(マーケティングメール送信を含む)を検知してブロックし、メッセージを削除して、メッセージのコピーをバックアップに配置します。
  • 感染したメールメッセージと感染した添付ファイルを検知、ブロック、および駆除し、メッセージと添付ファイルを削除して、メッセージのコピーをバックアップに配置します。
  • 添付ファイルにマクロが含まれるメッセージを検知してブロックし(マクロ付きの Microsoft® Office ファイルなど)、メッセージまたは添付ファイルを削除して、メッセージのコピーをバックアップに配置します。
  • 暗号化されたオブジェクトを含むメッセージを検知してブロックし、メッセージまたは添付ファイルを削除して、メッセージのコピーをバックアップに配置します。
  • アーカイブ(ZIP、RAR、TGZ、7z、QZIP 形式のファイルなど)を含むメッセージを検知してブロックし、アーカイブ内のファイルの種別を認識して、アーカイブ内の個別のファイルをブロックします。
  • フィッシングや悪意のある Web サイトへのリンクを検知してブロックし、メッセージを削除して、メッセージのコピーをバックアップに配置します。
  • 添付ファイルの名前、サイズ、および種別に基づいてメッセージのコンテンツフィルタリングを実行し(Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は拡張子に関係なく、添付ファイルの実際の形式と種別を判断できます)、特定の形式または特定の名前を持つ添付ファイルを含むメッセージ、または許容されるサイズよりも大きなメッセージを削除して、メッセージのコピーをバックアップに配置します。
  • 企業の IT インフラストラクチャへの標的型攻撃と侵入の兆候が含まれるメッセージを検知してブロックし(KATA と統合されている場合)、メッセージを削除して、メッセージのコピーをバックアップに配置します。
  • アンチウイルスアンチスパム、およびアンチフィッシングモジュールによる処理の結果、およびメッセージのコンテンツフィルタリングと KATA のスキャン結果に基づいてメッセージのバックアップコピーをバックアップに保存します。
  • バックアップからファイルにメッセージを保存し、受信者にメッセージを転送します。
  • メッセージをアンチスパム隔離と KATA 隔離に配置し、アンチスパム隔離と KATA 隔離を Web インターフェイスで管理します。
  • 送信者および受信者のグループ向けに定義されているルールに基づいてメールを処理します。
  • メールのフィルタリングルールを使用して、Microsoft Active Directory® と汎用 LDAP からユーザーおよびユーザーグループを指定して、特定のメールアカウントとユーザーグループに対してメッセージのルーティングを有効にできるようにします。
  • 感染したオブジェクト、パスワードで保護されているオブジェクト、またはスキャンできないオブジェクトを含むメッセージの検知について、送信者、受信者、および管理者に通知します。
  • プログラムのモジュールによってスキャンされているメッセージからの結果について、ユーザーに通知を送信します。通知には、バックアップの最新のメッセージのリストが含まれることがあります。通知の送信のスケジュールを設定できます。
  • カスペルスキーのアップデートサーバーまたはカスタムリソース(HTTP および FTP サーバー)から、スケジュールに基づいて、または手動で、定義データベースをアップデートします。
  • SNMP プロトコルを使用してアプリケーションの動作に関する統計情報を受信し、SNMP トラップの転送を有効または無効にします。
  • Web インターフェイスを使用して、製品の設定や管理を行えます。
  • SPFDKIM、および DMARC テクノロジーを使用して、送信者の認証確認を可能にします。
  • 送信メッセージと受信メッセージにメールの免責条項を追加できます。
  • 受信メッセージに危険な添付ファイルの警告を追加します。
  • 様々なドメインからユーザーの情報を取得して、個人のバックアップへのユーザーのアクセス権を付与します。
  • 製品の Web インターフェイスで、メールトラフィックのステータスとシステムリソースの使用状況を監視し、検知された脅威の最新のリストを表示できます。
  • Kaspersky Security Center(バージョン 10 SP2 および 10 SP3)から、製品のパフォーマンスを監視できます。
  • Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の Web インターフェイスからシステムをアップグレードできます。
  • メールメッセージの処理ルールに関するレポートを生成して表示できます。
  • Web インターフェイスで監査ログを表示できます。
  • カスペルスキーのテクニカルサポートに送信するため、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の動作に関する情報を含むアーカイブを生成できます。

関連項目:

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server

新機能

オブジェクトに対する処理について

メインコンポーネント

メール処理のアルゴリズム

配布キット

システム要件

X-Header 情報について

国際化されたメールアドレスのサポート

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server のトラフィック制限

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