メールサーバーの保護ステータス
メールサーバーの保護ステータス
2023年8月21日
ID 148302
メールサーバーの保護ステータスは、セキュリティレベルに影響を及ぼすセキュリティの問題が存在するかどうかを示します。
検知された悪意のあるプログラムやスパムだけでなく、次の問題もセキュリティの問題として分類されます:
- アップデートされていない定義データベースの使用
- アンチスパムモジュールの無効化
- アンチウイルスモジュールの無効化
- アンチフィッシングモジュールの無効化
Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server によるメールサーバーの保護を確認するには:
- klms サービスが実行されていることを確認します。
- 定義データベースが最新であることを確認します。
- 外部ディレクトリサービス(LDAP、Active Directory)との統合を設定している場合は、本製品と外部サービスの間の接続を確認します。
klms サービスが実行されていることを確認するには:
- 次のコマンドを実行します:
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control --is-program-started
- 次のコマンドを実行します:
# echo $?
Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server が実行されている場合は 0
、実行されていない場合は 1
が返されます。
Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の Web インターフェイスのメインウィンドウの[監視]セクションで、メールサーバー保護のステータスに関する次の情報が、作業領域の右側に表示されます:
- アンチスパムモジュールの動作ステータス、アンチスパムモジュールの定義データベースの最新ステータス、アンチスパム隔離内のメッセージ数。
- アンチウイルスモジュールの動作ステータス、アンチウイルスモジュールの定義データベースの最新ステータス。
- KATA サーバーとの接続のステータスおよび KATA 隔離内のメッセージ数(Kaspersky Anti Targeted Attack Platform を使用している場合)。
- アンチフィッシングモジュールの動作ステータス、アンチフィッシングモジュールの定義データベースの最新ステータス。
- Kaspersky Security Network または Kaspersky Private Security Network(Kaspersky Private Security Network を使用している場合)との接続のステータス。
- 定義データベースの最新のアップデートに関する情報。
- LDAP サーバーへの接続のステータス。
- ライセンス有効期間と、ライセンスがまもなく期限切れになる場合はライセンス期限切れ通知。
既定では、アンチスパム、アンチウイルス、アンチフィッシングが有効で、コンテンツフィルタリング、メール送信者認証、KATA による保護が無効です。
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