ルールでのメッセージのコンテンツフィルタリングの設定
2023年8月21日
ID 149715
メッセージのコンテンツフィルタリングをルールで設定するには:
- Web インターフェイスのメインウィンドウで管理コンソールツリーを開き、[ルール]セクションを選択します。
- ルールリストで、メッセージのコンテンツフィルタリング設定を指定するルールの名前をクリックしてそのルールを開きます。
- [コンテンツフィルタリング]セクションを選択します。
- [コンテンツフィルタリング]設定グループの名前の横にあるスイッチがオフの場合は、オンにします。
- 特定のサイズの添付ファイルを含むメッセージの送信を制限するには:
- [最大メッセージサイズを超えた場合]設定グループで[最大メッセージサイズ]設定名の右にあるリンクをクリックして、[スキャンする添付ファイルの最大サイズ]ウィンドウを開きます。
- ウィンドウ名の下のフィールドに、オブジェクトの最大サイズを 0~1048576 KB(1 GB)の範囲で入力します。
値を 0 KB に設定すると、オブジェクトのサイズ制限は適用されません。
- [OK]をクリックします。
[スキャンする添付ファイルの最大サイズ]ウィンドウが閉じます。
- 特定の形式の添付ファイルを含むメッセージの送信を制限するには:
- [添付ファイルの種別が禁止されている場合]設定グループで[禁止された形式の添付ファイル]設定名の右にあるリンクをクリックして、[スキャンから除外される添付ファイルの種別]ウィンドウを開きます。
- 送信を制限する添付ファイル形式の横にあるチェックボックスをオンにします。
次の添付ファイルを持つメッセージの送信を制限できます:
- 実行ファイル(例:EXE、DLL、OCX)
- ドキュメントファイル(例:DOC、XLS、PDF、PPT)
- 動画ファイル(例:AVI、WMV、MP3)
- 画像ファイル(例:JPG、BMP、WMF)
- アーカイブ(例:ZIP、RAR、TGZ)
- データベース(例:ACCDB、ACCDC、MDB)
- その他のファイル(例:TXT、CHM、HTM)
- [閉じる]をクリックします。
[スキャンから除外される添付ファイルの種別]ウィンドウが閉じます。
- 特定の名前を持つ添付ファイルを含むメッセージの送信を制限するには:
- [添付ファイルの名前が禁止されている場合]設定グループで[禁止された名前の添付ファイル]設定名の右にあるリンクをクリックして、[除外される名前]ウィンドウを開きます。
- ウィンドウ名の下のフィールドに、送信を制限する添付ファイルの名前のマスクを入力します。
添付ファイルの名前として、マスクと正規表現を使用できます。名前には任意の文字を使用できます。アドレスの区切りにはセミコロン(「;」)を使用します。
正規表現とマスクでは、大文字と小文字は区別されません。
たとえば、拡張子 EXE の添付ファイルを含むメッセージの送信を制限するには、「
*.exe
」という名前マスクを入力できます。一般的な形式の実行可能ファイルを含むメッセージの転送を制限するには、次の正規表現を使用できます。
re:.*\.(scr|cpl|com|bat|cmd|vbs|pif|lnk|url|exe|bvs|spl|dll)$; re:^[^\t\n]*\.[A-Za-z0-9]+\.(exe|vbs|cpl|dll)[.]*$
- [OK]をクリックします。
[除外される名前]ウィンドウが閉じます。
- アーカイブ内でブロックされる形式や名前をスキャンする場合は、[圧縮ファイル内のファイルの形式と名前をスキャンする]をオンにします。
- 複合オブジェクト内でブロックされる形式や名前をスキャンする場合は、[複合オブジェクトをスキャンする]をオンにします。
複合オブジェクトのスキャンを有効にすると、圧縮ファイルのスキャンも有効になります。
複合オブジェクトのスキャンを無効にすると、圧縮ファイルのスキャンも無効になります。圧縮ファイルは複合オブジェクトの一種と判断されるためです。
- 作業領域の下部にある[適用]をクリックします。
指定した設定が Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の動作中に使用されるようにするため、ルールでメッセージのコンテンツフィルタリングが有効になっていること、および設定を行ったルールが有効になっていることを確認してください。