アップデート元の選択

2023年8月21日

ID 45577

アンチウイルスおよびアンチスパムデータベースのアップデートタスクのアップデート元として、カスペルスキーのアップデートサーバーまたはカスタムアップデート元を指定できます。

Kaspersky Security 8 for Liinux Mail Server は、認証を含む HTTP サーバーおよび FTP サーバーからのアップデートはサポートしていません。

カスタムアップデート元を選択するには:

  1. 次のコマンドを使用して、アップデートタスクの設定を XML ファイルにエクスポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --get-settings <アップデートタスクの ID> -f <ファイル名> または

    --get-settings Updater -n -f <ファイル名>

  2. タスク設定を編集するために XML ファイルを開きます。
  3. <updateCommonSettings> セクションの sourceTypeCustom を指定します:

    <sourceType>Custom</sourceType>

  4. <customSources> サブセクションで、独自のアップデート元(コンピューター上のローカルフォルダー、HTTP サーバー、または FTP サーバー)を指定します。

    複数のカスタムアップデート元を追加する必要がある場合は、新しいカスタムアップデート元ごとに <item> セクションを追加し、入力する必要があります。

    例:

    <updateCommonSettings>

    <sourceType>Custom</sourceType>

    <customSources>

    <item>

    ftp://172.16.10.145/xz6

    </item>

    <item>

    http://172.16.10.145/xz6

    </item>

    </customSources>

  5. 変更を保存します。
  6. 次のコマンドを使用して、XML ファイルからアップデートタスクに設定をインポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --set-settings <アップデートタスクの ID> -f <ファイル名> または

    --set-settings Updater -n -f <ファイル名>

カスペルスキーのアップデートサーバーをアップデート元として選択するには:

  1. 次のコマンドを使用して、アップデートタスクの設定を XML ファイルにエクスポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --get-settings <アップデートタスクの ID> -f <ファイル名> または

    --get-settings Updater -n -f <ファイル名>

  2. タスク設定を編集するために XML ファイルを開きます。
  3. <updateCommonSettings> セクションの sourceTypeKLServers を指定します:

    <sourceType>KLServers</sourceType>

  4. 変更を保存します。
  5. 次のコマンドを使用して、XML ファイルからアップデートタスクに設定をインポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --set-settings <アップデートタスクの ID> -f <ファイル名> または

    --set-settings Updater -n -f <ファイル名>

アップデート元として Kaspersky Security Center を選択するには:

  1. 次のコマンドを使用して、アップデートタスクの設定を XML ファイルにエクスポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --get-settings <アップデートタスクの ID> -f <ファイル名> または

    --get-settings Updater -n -f <ファイル名>

  2. タスク設定を編集するために XML ファイルを開きます。
  3. <updateCommonSettings> セクションの sourceTypeSCServer を指定します:

    <sourceType>SCServer</sourceType>

  4. 変更を保存します。
  5. 次のコマンドを使用して、XML ファイルからアップデートタスクに設定をインポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --set-settings <アップデートタスクの ID> -f <ファイル名> または

    --set-settings Updater -n -f <ファイル名>

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フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
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