アドレスのグローバルブラックリストおよびホワイトリストの設定
2023年8月21日
ID 60661
アドレスのグローバルブラックリストおよびホワイトリストの設定は、事前設定済みの BlackList(ID=2)および WhiteList(ID=3)メッセージ処理ルールに含まれています。
また、新しいルールを作成する時に、ルールモード reject messages without scanning(このモードでは、作成するルールに従って BlackList ルールに従って行うのと同じ方法でメッセージが処理されます)または skip messages without scanning(このモードでは、作成するルールに従って WhiteList ルールに従って行うのと同じ方法でメッセージが処理されます)を指定できます。
アドレスのグローバルブラックリストまたはホワイトリストを設定するには:
- 次のコマンドを使用して、ルール設定を XML ファイルにエクスポートします:
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \
--get-rule-settings <
ルール ID> -f <
ルール設定ファイルの名前>
または--get-rule-settings <
ルール名> -n -f <
ルール設定ファイルの名前>
<ルール名>
に空白文字が含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。BlackList ルールの設定をエクスポートするには、次のコマンドを実行します:
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \
--get-rule-settings BlackList -n -f <
ルール設定ファイルの名前>
WhiteList ルールの設定をエクスポートするには、次のコマンドを実行します:
--get-rule-settings WhiteList -n -f <
ルール設定ファイルの名前>
- 編集するために、ルール設定 XML ファイルを開きます。
<belongingCriteria>
セクションの<sender>
および<recipient>
で、それぞれ送信者と受信者のアドレスを指定して、必要な変更を行います。複数の送信者および受信者のメールアドレスを追加する必要がある場合は、新しいメールアドレスごとに
<item>
セクションを追加し、入力する必要があります。例:
<belongingCriteria>
<sender>
<item>
<type>EMailMask</type>
<value>*</value>
</item>
<item>
<type>CIDR</type>
<value>172.16.10.145</value>
</item>
</sender>
<recipient>
<item>
<type>ExternalAccount</type>
<value>CN=test10,OU=SBSUsers,OU=Users,OU=MyBusiness,DC=sbs2k8,DC=local</value>
</item>
</recipient>
</belongingCriteria>
記号「*」および「?」を使用してアドレスマスクを作成できます。また、接頭辞「re:」で始まる正規表現を使用できます。
正規表現では、大文字と小文字は区別されません。
<ScanSettings>
セクションで、<active
> の値として1
を指定し、ルールをアクティブにします。- 変更を保存します。
- ルール設定を XML ファイルからインポートするには、次のコマンドを使用します:
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \
--set-rule-settings <ルール ID> -f <ルール設定ファイルの名前>
または--set-rule-settings <ルール名> -n -f <ルール設定ファイルの名前>
<ルール名>
に空白文字が含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。