オブジェクトに対する処理について

2023年8月21日

ID 61193

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は、アンチウイルススキャン、アンチスパムスキャン、コンテンツフィルタリングの結果に基づいてメッセージに割り当てられたステータスに合わせて、メッセージおよびメッセージに含まれるオブジェクトを処理します。スキャンの結果はイベントログに記録されます。

ルール設定で、特定のステータスが割り当てられたメッセージに対して本製品が実行する処理を指定できます。

処理を定義する設定として、次の値を指定できます:

  • Skip - メッセージを変更せずに受信者に配信します。
  • Reject - メッセージを受信者に配信しません。この処理を選択すると、送信側のメールサーバーは、配信中のエラー発生を示すリターンコードを含む応答を受け取ります。メッセージは受信者に配信されません。
  • DeleteMessage - メッセージを削除します。この操作を選択すると、送信側のメールサーバーはメッセージ受信済みの通知を受け取りますが、受信者にはメッセージは配信されません。
  • DeleteAttachment - 添付ファイルを削除します(アンチウイルススキャン後にのみ適用されます)。
  • Cure - 感染したオブジェクトを駆除します(アンチウイルススキャン後にのみ適用されます)。この処理を選択すると、感染したオブジェクトの駆除が試行されます。駆除できない場合は、ルールに指定された拒否、メッセージを削除または添付ファイルを削除処理がオブジェクトに適用されます。管理者がルール設定で処理を指定していない場合は、DeleteAttachment 処理が実行されます。

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。