コンテンツフィルタリングの添付ファイル形式による設定

2023年8月21日

ID 62594

メッセージのコンテンツフィルタリングを添付ファイル形式で設定するには:

  1. 次のコマンドを使用して、ルール設定を ХML ファイルにエクスポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --get-rule-settings <ルール ID> -f <ルール設定ファイルの名前> または

    --get-rule-settings <ルール名> -n -f <ルール設定ファイルの名前>

    <ルール名> に空白文字が含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。

  2. 編集するために、ルール設定 ХML ファイルを開きます。
  3. メッセージのコンテンツフィルタリングを有効にします。有効にするには、<cfScanSettings> セクションの <engineSettings> サブセクションの <enableScan> 設定で値 1 を指定します。
  4. ブロックする添付ファイル形式を指定します。指定には、<cfScanSettings> セクションの <engineSettings> サブセクションで、<bannedFileFormat> サブセクション内部のファイル形式に対応する各設定の値として、1 を指定します。
    • 実行ファイルの転送をブロックする場合は、<executableCategory> サブセクションで、ブロックする実行ファイル形式に対応する設定の値として 1 を指定します。
    • ドキュメントファイルの転送をブロックする場合は、<officeCategory> サブセクションで、ブロックするファイル形式に対応する設定の値として 1 を指定します。
    • マルチメディアファイルの転送をブロックする場合は、<multimediaSubcategory> サブセクションで、ブロックするファイル形式に対応する設定の値として 1 を指定します。
    • 画像添付ファイルの転送をブロックする場合は、<imageCategory> サブセクションで、ブロックするファイル形式に対応する設定の値として 1 を指定します。
    • アーカイブされたオブジェクトの転送をブロックする場合は、<archiveCategory> サブセクションで、ブロックするファイル形式に対応する設定の値として 1 を指定します。
    • データベースファイルの転送をブロックする場合は、<databaseCategory> サブセクションで、ブロックするファイル形式に対応する設定の値として 1 を指定します。
  5. ブロックされる形式の添付ファイルがあるメッセージに対して実行する処理を指定します。それには、<cfScanSettings> セクションの <bannedFileFormatAction> で、Skip、DeleteMessage、DeleteAttachmentReject のいずれかを指定します。

    既定の処理は Reject です。

  6. 必要に応じて、ブロックされる形式のファイルが添付されたメッセージのコピーをバックアップに移動するように本製品を設定できます。それには、<cfScanSettings> セクションの <backupBannedFileFormat>1 を指定します。
  7. 変更を保存します。
  8. ルール設定を ХML ファイルからインポートするには、次のコマンドを使用します:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --set-rule-settings <ルール ID> -f <ルール設定ファイルの名前> または

    --set-rule-settings <ルール名> -n -f <ルール設定ファイルの名前>

    <ルール名> に空白文字が含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。

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