Kaspersky Security Network への参加と Kaspersky Private Security Network の使用

2023年8月21日

ID 73661

お客様のコンピューターをより効率的に保護するため、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は、世界中のユーザーから受け取ったデータを使用しています。Kaspersky Security Network は、このデータの収集を目的に設計されています。

Kaspersky Security Network(KSN)は、ファイルのレピュテーション、Web リソース、ソフトウェアに関する情報を含む Kaspersky ナレッジベースへのオンラインアクセスを提供する、クラウドサービスの基盤です。Kaspersky Security Network からのデータにより、定義データベースに追加されていない新しいオブジェクトに対する Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の対応が迅速化され、一部の保護コンポーネントのパフォーマンスが向上し、誤検知のリスクが低減されます。

Kaspersky Security Network に参加するユーザーの協力により、Kaspersky は定義データベースに登録されていないオブジェクトの種別と発生源に関する情報を迅速に収集し、無害化するための解決方法を作成して、誤検知の数を最小限に抑えることができます。KSN に参加することにより、KSN の他のユーザーが、企業の IT インフラストラクチャに対する脅威に関する最新情報を取得できます。

Kaspersky Security Network に参加すると、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は、ファイル、Web リソース、ソフトウェアの評価に関する問い合わせを Kaspersky Security Network に送信し、それらのオブジェクトの評価データを含む応答を受信します。

Kaspersky Security Network への参加は任意です。Kaspersky Security Network に参加するかどうかは、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server のインストール中に指定しますが、いつでも変更できます。

Kaspersky Security Network への参加の詳細については、Kaspersky Security Network ステートメントを参照してください。

KSN に参加しない場合は、Kaspersky Private Security Network を使用できます(以降「KPSN」)。KPSN は、ユーザーがコンピューターのデータを Kaspersky Security Network に送信せずに、Kaspersky Security Network のレピュテーションデータベースやその他の統計データにアクセスできるようにするソリューションです。

Kaspersky Private Security Network を購入する場合は、お近くのカスペルスキー販売代理店にお問い合わせください。

KSN への参加は、セントラルノードサーバーで構成され、接続されているすべてのセンサーサーバーに適用されます

分散ソリューションとマルチテナンシーモードを使用している場合は、PCN サーバーで KSN への参加を設定します。設定済みの KSN へ参加は、PCN に接続されているすべての SCN サーバーに適用されます。

このセクションの内容

Kaspersky Security Network への参加の設定

Kaspersky Private Security Network の使用の設定

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