Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server 動作レポートの内容

2023年8月21日

ID 89211

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server 動作レポートから、特定の期間中の Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server パフォーマンスに関する情報を得ることができます。

レポートには、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の動作に関する次の情報が含まれます:

  1. 検知に関する統合レポート。Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server モジュールの動作結果に関するレポートで、次のインジケーターに基づいて計算されたメッセージの数とサイズが表示されます:
    • KATA での検知
    • アンチウイルスモジュールによる検知
    • アンチフィッシングモジュールによる検知
    • アンチスパムモジュールによる検知
    • 送信者の認証違反
    • コンテンツフィルタリングモジュールによる処理
    • 問題なし
    • 未スキャン
    • メッセージの合計
  2. メッセージに対して Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server により行われた処理に関する統合レポート。次のインジケーターに基づいて計算されたメッセージの数とサイズが表示されます:
    • 配信されたメッセージ、以下を含む:
      • 問題なし
      • 駆除
      • 削除された添付ファイル付き
      • スキップ
      • 未スキャン
    • 配信されなかったメッセージ、以下を含む:
      • 削除
      • 拒否
      • 延期
    • メッセージの合計
  3. アンチウイルスモジュールによる検知に関するレポート。特定の期間中にアンチウイルスモジュールによってスキャンされたメッセージとスキャンされなかったメッセージの数が示され、次の種別のメッセージの検知に関する統計情報が表示されます:
    • 問題なし
    • Infected
    • Encrypted
    • オブジェクト処理エラー
    • 次のいずれかの理由でスキャンされなかったメッセージ:
      • グローバルブラックリストまたはホワイトリストの処理ルールに従ってスキャンから除外されました。
      • カスタムブラックリストまたはホワイトリストの処理ルールに従ってスキャンから除外されました。
      • すべてのメッセージに対してウイルススキャンが無効にされていました。
      • メッセージの処理時に適用されるルールでウイルススキャンが無効にされていました。
      • 定義データベースがありませんでした。
      • ライセンス問題。
  4. アンチスパムモジュールによる検知に関するレポート。特定の期間中にアンチスパムモジュールによってスキャンされたメッセージとスキャンされなかったメッセージの数が示され、次の種別のメッセージの検知に関する統計情報が表示されます:
    • 非スパム
    • スパム
    • 準スパム
    • ブラックリストに登録されているメッセージ
    • 一斉送信メール
    • オブジェクト処理エラー

    アンチスパム隔離にあるメッセージ数とスキャンされなかったメッセージ数も表示されます。

  5. アンチフィッシングモジュールによる検知に関するレポート。特定の期間中にアンチフィッシングモジュールによってスキャンされたメッセージとスキャンされなかったメッセージの数が示され、次の種別のメッセージの検知に関する統計情報が表示されます:
    • 非フィッシング
    • フィッシング
    • 悪意のある URL
    • オブジェクト処理エラー

    また、スキャンされなかったメッセージ数も表示されます。

  6. メッセージのコンテンツフィルタリングの結果に関するレポート。特定の期間中にコンテンツフィルタリングに従って処理されたメッセージの数が表示され、次のインジケーターに基づいて計算されます:
    • 違反のないメッセージ
    • 許可されたサイズを超過したメッセージ
    • ブロックされる添付ファイル名を含むメッセージ
    • ブロックされる種別の添付ファイルを持つメッセージ

    また、スキャンされなかったメッセージ数も表示されます。

  7. 適用されたメッセージ処理ルールに関するレポート。
  8. 上位 10 件のスパム送信元に関するレポート。送信元のアドレスと、それらのアドレスによってアンチスパムモジュールが起動された回数がリスト表示されます。
  9. スパムが含まれた最も多くのメッセージが送信された上位 10 件のメールアドレスに関するレポート。メッセージの受信者のメールアドレスと、それらのアドレスによってアンチスパムモジュールが起動された回数がリスト表示されます。
  10. アンチウイルスモジュールの結果に基づいた、悪意のあるオブジェクトの上位 10 件の送信元に関するレポート。送信元のアドレスと、それらのアドレスによってアンチウイルスモジュールが起動された回数がリスト表示されます。
  11. アンチウイルスの結果に基づいた、最も多くの悪意のあるオブジェクトが送信された上位 10 件のメールアドレスに関するレポート。受信元のアドレスと、それらのアドレスによってアンチウイルスモジュールが起動された回数がリスト表示されます。
  12. アンチウイルスモジュールの結果に基づいた、上位 10 件の悪意のあるオブジェクトに関するレポート。オブジェクトの名前と、それらのオブジェクトによってアンチウイルスモジュールが起動された回数がリスト表示されます。

関連項目:

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の動作レポート

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server 動作レポートの表示

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server 動作レポートの削除

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