用語解説
2023年8月21日
ID 90
DKIM メール送信者認証
メッセージに追加されるデジタル署名の確認。
DMARC メール送信者認証
SPF および DKIM メール送信者認証の結果に基づいてポリシーとメッセージの処理を決定する検証。
DNSBL
DNS ブラックリストまたは DNS ブロックリスト。スパム検知の精度を向上するために使用される DNSBL サーバーのカスタムリスト。DNSBL サーバーは、以前にスパムの送信元として検知された IP アドレスのリストを保存します。それに対してアンチスパムモジュールはスパムレーティングとアンチスパムメッセージスキャンステータスのラベルの 1 つを割り当てます。
Kaspersky Anti Targeted Attack Platform
企業の IT インフラストラクチャの保護と脅威の迅速な検知のために設計されたソリューション。脅威には、ゼロデイ攻撃、標的型攻撃、持続的標的型攻撃(以後「APT 攻撃」とも表記)として知られる複雑な標的型攻撃などがあります。
Kaspersky Private Security Network
カスペルスキー アンチウイルス製品のユーザーが、ユーザーのコンピューターから Kaspersky Security Network サーバーに情報を送信せずに Kaspersky Security Network データにアクセスできるソリューション。
Kaspersky Security Network(KSN)
カスペルスキーのオンラインナレッジベースへのアクセスを提供するクラウドサービスのインフラストラクチャ。ナレッジベースには、ファイル、Web リソース、ソフトウェアのレピュテーションに関する情報が含まれています。Kaspersky Security Network のデータを使用することにより、脅威に対するカスペルスキー製品の対応が迅速化され、一部の保護コンポーネントのパフォーマンスが向上し、誤検知の可能性が軽減されます。
LDAP
ディレクトリサービスにアクセスするための Lightweight Directory Access Protocol。
MIB(管理情報ベース)
SNMP プロトコルを使用して送受信されるオブジェクトを管理するための仮想データベース。
SNMP エージェント
アプリケーション操作に関する情報を追跡する、Linux メールサーバー用の Kaspersky Security 8 のネットワーク管理ソフトウェアモジュール。
SNMP トラップ
SNMP エージェントによって送信されるアプリケーションの製品イベント通知。
SPF メール送信者認証
メールの送信者の IP アドレスと、メールサーバーの管理者によって作成されたメッセージ送信元候補のリストの比較。
SURBL
スパム URI リアルタイムブロックリスト(Spam URI Realtime Blocklists)。スパム検知の精度を向上するために使用される SURBL サーバーのカスタムリスト。SURBL サーバーは、スパムとして認識されたメッセージの件名または本文で以前に検知された Web アドレスのリストを保存します。それに対してアンチスパムモジュールはスパムレーティングとアンチスパムメッセージスキャンステータスのラベルの 1 つを割り当てます。
悪意のあるリンク
悪意のあるリソース、つまりマルウェアを拡散するように設計された Web リソースにつながる Web アドレス。
アンチウイルス
メールメッセージと添付ファイルでウイルスを検知するように設計された Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server のコンポーネント。
アンチスパム
スパムとして分類されたメッセージを検知するように設計された Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server のコンポーネント。
アンチフィッシング
フィッシングとして分類されたメッセージを検知するように設計された Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server のコンポーネント。
コンテンツフィルタリング
メッセージのサイズ、添付ファイルの名前マスク、および添付ファイルの形式に基づいてメールメッセージをフィルタリングします。コンテンツフィルタリングの結果に基づいて、メールサーバーによるメッセージの転送を制限できます。
持続的標的型攻撃(APT 攻撃)
企業 IT インフラストラクチャに対する高度な標的型攻撃。ネットワークへ侵入、潜伏し、機密情報へ一切邪魔されることなくアクセスするために、様々な方法が同時に使用されます。
スパム
未承諾の一斉送信メール。多くの場合、広告を含みます。
ゼロデイ攻撃
ソフトウェアのゼロデイ脆弱性を悪用することで、企業の IT インフラストラクチャを標的とする攻撃。これらのソフトウェアの脆弱性は、ソフトウェア開発元が修正プログラムを公開する前にハッカーに発見され、悪用されます。
ゼロデイ脆弱性
ソフトウェア開発元が修正済みプログラムコードを含むパッチを公開する前に、ハッカーが発見し、悪用するソフトウェア脆弱性です。
ディレクトリサービス
ネットワークリソース(ユーザーなど)に関する情報を一箇所で保管し、一元的管理機能を提供するソフトウェアシステム。
バックアップ
本製品で処理されたメールメッセージを保存するための特別な領域。
処理ルールがメッセージに適用されており、そのルールの設定で[メッセージをバックアップに置く]がオンになっている場合は、設定された処理に関係なく、メッセージは処理前にバックアップに置かれます。
ヒューリスティック分析
カスペルスキー製品の定義データベースの現在のバージョンを使用しても検知できない脅威を検知するために設計された技術。未知のウイルスや既知のウイルスの新しい変種に感染している可能性のあるファイルを検知します。
標的型攻撃
特定の個人または組織を標的とする攻撃。できるだけ多くのコンピューターに感染するように設計されたコンピューターウイルスによる一斉攻撃と異なり、標的型攻撃は特定の組織のネットワーク、さらには企業の IT インフラストラクチャ内にある特定のサーバーに感染することを目的としています。各標的型攻撃を実行するために、専用のトロイの木馬プログラムが作成されることがあります。
フィッシング
ユーザーの機密情報へ不正にアクセスすることを目的とした、インターネット詐欺の種別。
メール通知
製品イベントまたはメッセージスキャンのイベントが記載されたメールメッセージ。Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server が指定されたメールアドレスに送信します。
メビウスサービス
重要なアップデートをリアルタイムでインストールできるインスタントアンチスパムデータベースアップデートサービス。
ライセンス情報ファイル
xxxxxxx.key ファイル。試用版または製品版の条件でカスペルスキー製品の使用を許可します。
レピュテーションフィルタリング
メッセージのレピュテーションを判定する技術を使用したクラウドサービス。クラウドサービスでは、新種のスパムに関する情報がアンチスパムデータベースより早く公開され、スパム検知の速度と精度を向上させることができます。