アンチウイルススキャンでのメッセージの処理の設定

2023年8月21日

ID 91169

ウイルススキャン中にメッセージに対して Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server が実行する処理を設定するには:

  1. Web インターフェイスのメインウィンドウで管理コンソールツリーを開き、[ルール]セクションを選択します。
  2. ルールリストでルールの名前をクリックして、ウイルススキャン中のメッセージに対する処理を設定するルールを開きます。
  3. アンチウイルス]セクションを選択します。
  4. アンチウイルス]設定グループの名前の横にあるスイッチがオフの場合は、オンにします。
  5. 感染したファイルが検知された場合]ドロップダウンリストで、組織のローカルエリアネットワークに脅威を与える感染したメッセージに対して実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • 駆除
    • 添付ファイルを削除
    • メッセージを削除
    • 拒否
    • スキップ

    既定では[駆除]の処理が選択されます。

  6. 感染したファイルが検知された場合]設定の処理が[駆除]に設定されている場合、[駆除できない場合]ドロップダウンリストの作業領域の右で、駆除できない感染したメッセージに対して実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • 添付ファイルを削除
    • メッセージを削除
    • 拒否

    既定では[添付ファイルを削除]の処理が選択されます。

  7. 駆除]、[添付ファイルを削除]、[メッセージを削除]のいずれかの処理を選択した場合、メッセージの処理前にメッセージのコピーを自動的にバックアップに保存するように設定できます。それには[コピーをバックアップに保存する]の設定名の横にあるチェックボックスをオンにします。

    既定では、[駆除]、[添付ファイルを削除]、[メッセージを削除]の各処理の実行前に、メッセージのコピーがバックアップに置かれます。

  8. スキャンエラーが検出された場合]ドロップダウンリストで、スキャン中にエラーが返されたメッセージに対して実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • 添付ファイルを削除
    • メッセージを削除
    • 拒否
    • スキップ

    既定では[スキップ]の処理が選択されます。

  9. 添付ファイルを削除]または[メッセージを削除]の処理を選択した場合、メッセージの処理前にメッセージのコピーを自動的にバックアップに保存するように設定できます。それには[コピーをバックアップに保存する]の設定名の横にあるチェックボックスをオンにします。

    既定では、[添付ファイルを削除]と[メッセージを削除]の各処理の実行前に、メッセージのコピーがバックアップに置かれます。

  10. 暗号化されたオブジェクトが検出された場合]ドロップダウンリストで、暗号化されたオブジェクトを含むメッセージに対して実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • 添付ファイルを削除
    • メッセージを削除
    • 拒否
    • スキップ

    既定では[スキップ]の処理が選択されます。

  11. 添付ファイルを削除]または[メッセージを削除]の処理を選択した場合、メッセージの処理前にメッセージのコピーを自動的にバックアップに保存するように設定できます。それには[コピーをバックアップに保存する]の設定名の横にあるチェックボックスをオンにします。

    既定では、[添付ファイルを削除]と[メッセージを削除]の各処理の実行前に、メッセージのコピーがバックアップに置かれます。

  12. マクロを含む添付ファイルを処理するように設定する場合は、[マクロを含む添付ファイルを処理する]をオンにします。
  13. マクロが検知された場合]ドロップダウンリストで、添付ファイルにマクロを含むメッセージに対して実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • 添付ファイルを削除
    • メッセージを削除
    • 拒否
    • スキップ

    既定では[添付ファイルを削除]の処理が選択されます。

  14. 添付ファイルを削除]または[メッセージを削除]の処理を選択した場合、メッセージの処理前にメッセージのコピーを自動的にバックアップに保存するように設定できます。それには[コピーをバックアップに保存する]の設定名の横にあるチェックボックスをオンにします。

    既定では、[添付ファイルを削除]と[メッセージを削除]の各処理の実行前に、メッセージのコピーがバックアップに置かれます。

  15. 作業領域の下部にある[適用]をクリックします。

指定した設定が Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の動作中に使用されるようにするため、ルールでメッセージのアンチウイルススキャンが有効になっていること、および設定を行ったルールが有効になっていることを確認してください。

関連項目:

アンチウイルスによる保護

一部の正規アプリケーションからのコンピューターの保護について

アンチウイルススキャンのステータスについて

メッセージのアンチウイルスの有効化と無効化

ルールでのアンチウイルススキャンの有効化と無効化

アンチウイルスモジュールの設定

アンチウイルスエンジン設定に対する既定値の指定

アンチウイルススキャン後にメッセージの件名に追加するタグの設定

アンチウイルススキャンの制限と除外の設定

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