スパム検知の感度
更新日: 2017年8月25日
Article ID: 9046
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Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server
には、4 つのスパム検知の感度があります。
- Minimum – ほとんどスパムを受信しない場合にのみ使用されるレベルです。メールスキャンによる処理速度の低下はありません。
- Standard – スキャン速度と感度のバランスを最適にします。たまにスパムを受信する場合に使用されるレベルです。
- High – 精度の高いスパム検知を保証します。たくさんのスパムを受信する場合に使用されるレベルです。
- Maximum – このレベルは検知の感度を最大にしますが、スキャン速度は低下し、問題のないメッセージをスパムと検知するような誤検知も生じます。大量のスパムが発生している状況下でのみ使用されるレベルです。
Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server以下はスパム検知の感度設定方法です。
コンソール上で以下手順を実行します。
- 以下のコマンドを使用し、ルールのパラメータをファイルへエクスポートします。
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control --get-rule-settings <rule_ID> -f <file_name>
- エディタでファイルを開き、<asScanSettings>セクション内、<engineSettings>サブセクションの <spamRateLimit>パラメータに値を設定します。
Minimum
Standard
High
Maximum
- ファイルを保存し、以下のコマンドを使用してルールへインポートします。
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control --set-rule-settings <rule_ID> -n -f <file_name>
Webインターフェースでの設定手順は以下となります。
- ルール セクションにて、設定対象のルールを選択します。
- ルール設定の、アンチスパムをクリックして展開します。
-
全般設定 の次の重大度のスパムを検知の値をクリックし、レベルを選択します。