Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Serverが使用する、外部メールスキャンサービスとテクノロジ
更新日: 2017年8月25日
Article ID: 9048
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Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server
次の外部サービスをアンチウイルススキャン、アンチスパムスキャンに使用します。
グローバルレベルのみ:
- UDS(Urgent Detection System)はローカルのアンチスパムデータベースのアップデートを必要とせず、既知のスパムインスタンスをフィルターできる便利なサービスです。Kaspersky Lab のサーバに 特別なUDSのリクエストを送信することにより使用可能です。
- KSN(Kaspersky Security Network)配布サービスシステムです。ユーザーのプロテクションを改善し、新しい脅威のタイプとスパムへのKaspersky Lab ソフトウェアのレスポンスを速め、誤検知を減少させます。KSNのコアの機能はユーザーのコンピュータから Kaspersky Labサーバへ自動的に送信されたビットデータの解析です。
- レピュテーションサービスは、Urgent Detection System 2により得られたレピュテーションレーティングによって、アンチスパムフィルタ機能を提供します。このシステムはユーザーから受信した、ハッシュ化されたメールデータののクラウドデータベースを持っています。このデータベースは受信メール内のスパムを検知するため使用されます。
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アドバンスドアップデートサービスはアップデートをプッシュするテクノロジです。アップデートのプッシュはアンチスパムデータベース配布の補助の手段です。この機能が有効な場合、アプリケーションはKaspersky Labサーバとの永続的な接続を維持します。これにより、スパムアナリストによって識別された、最新のスパムシグネチャを受信することが可能となります。この機能は新しいスパムに対するレスポンスを大幅に加速します。
グローバルレベルおよびルールレベル:
- DNSBLスパム送信元として認識されたIPアドレスのパブリックリストを含むDNSBLサーバです。カスタムDNSBLリストを追加することが可能です。
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SURBLスパムによって通知されたリンクのパブリックリストを含むSURBLサーバです。カスタムSURBLリストを追加することが可能です。
ルールレベルのみ:
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SPF は、送信者ドメインの検証を可能にすることで、成りすまし行為を防止します。ドメインは、SPF を使用して特定のコンピューターにドメインを代表してメールを送信する権限を与えます。メッセージの送信者が権限を持つ送信者のリストに含まれない場合、メッセージのスパムレートは上昇します。